家族の健康を脅かす危険も!ペットに絶対与えてはいけない「ある餌」とは

by 坂本正敬 |

生活, , ,

ペットにどんな餌を与えていますか? 環境省の調査では、犬と猫を飼っている世帯の多くがペットフードを与えていると分かっているそうですが、中には“家族の一員”である犬や猫に、生肉や刺身など“人間の食べ物”を与えている家庭もあるようです。

ただ、アメリカ食品医薬品局では、人間の食べ物が動物の食中毒を招き、その食中毒菌が人間に二次感染をもたらすリスクが警告されています。小さなお子さんがいるご家庭では、ちょっと怖いですよね?

そこで今回は、ペットに“生”の餌を与えるリスクをまとめたいと思います。とくに室内でペットを飼っているお宅は、参考にしてみてください。

 

■ペットの餌に“生”の食材は避けた方がいい理由

アメリカ食品医薬品局によると、生肉や生魚、ソフトチーズ、生卵、熱殺菌処理をしていない牛乳(特別牛乳)、生のフルーツ、生野菜など、“人間の食べ物”として流通している食材が原因で、ペットがサルモネラ菌やリステリア菌に感染する恐れがあるといいます。

しかも、人間のように重症化しないまま、ペットが平然と菌のキャリア(保菌者)になってしまうケースもあるようで、気付かずに飼い主が接触してしまえば、飼い主にまで感染が拡大してしまうのです。

家の中に抵抗力の弱い子どもがいれば、重大なトラブルに発展するかもしれません。嘔吐(おうと)、下痢などはもちろん、ペットの元気がない、食欲が落ちたといったサインを見付けたら、注意したいところです。

 

■食品を与えたい場合は加熱し、野菜は洗剤で洗う

では、ペットに人間と同じ食べ物をどうしても与えたい場合はどうすればいいのでしょうか? 原則的には避けるべきなのですが、どうしても食べさせてあげたい場合は十分に加熱するようにしましょう。

食中毒の原因菌は1分以上、75度の熱を加えると死滅するといいます。果物や野菜を生で与える場合は加熱できないので、ブラシで果物の表皮をしっかりと洗う、野菜用の洗剤で洗うなど、人間と同等以上の注意を払ってください。

それでも完全に食中毒が防げるわけではありません。冷蔵庫の中の残り物を食べさせる場合も注意が必要だといいます。再加熱できないようならば、ペットフードを与えておいた方が安心です。とくに猫や犬を家の中で飼っているお宅は二次感染のリスクが高いので、与える餌には十分に注意してください。

 

以上、ペットの餌に人間の食べ物を“生”で与えるリスクについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか? ペットは食中毒菌に感染しながら、目立った症状が出ないケースもあると語りました。ペットを経由した食中毒が家庭内でまん延しないように、十分に注意してください。

 

【関連記事】

愛する家族の一員を守る!知っておきたい「ペットフード」選びの注意点

ペット同伴でのレストラン飲食で「最低限注意しておきたい」3つのポイント

知らずに飼えば後悔する!避けて通れない「ペットの介護問題」とは

早めのケアで長く一緒に!知っておきたい「ペットの老化」症状と予防法

もしもの時に愛犬を守る「ペット用シートベルト」の安全性ってどうなの?

 

【姉妹サイト】

※ 忙しいキャリアウーマンでも飼える!ペットを寂しがらせない4つのコツ

※ IMALUも苦しんだ!急増中の「ペットロス症候群」を克服するコツ

 

【参考】

FDA‘s Advice: Know the Risks of Feeding Raw Foods to Your Pets – U.S. Food and Drug Administration

ペットフードの安全確保について : ペットフードの安全確保に関する研究会 – 環境省