精神の落ち込みも引き金に!? 「腰椎椎間板ヘルニア」になる人の共通点

by 坂本正敬 |

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子育てや介護をしたり長時間デスクワークをしたりと、腰に過度の負担をかけ続けていると、坐骨神経痛を伴う腰椎椎間板ヘルニアになってしまう可能性があります。

坐骨神経痛とは腰や太ももの裏側、お尻の周辺に広がる痛みやしびれを意味し、腰椎椎間板ヘルニアになると出てくる典型的な症状です。

そこで今回は、厚生労働省が介護・保育職の従事者に対してまとめた『腰痛対策』の資料を参考に、腰椎椎間板ヘルニアのリスクが高い人の特徴をまとめたいと思います。当てはまる項目の多い人は予防に努めてくださいね。

 

■1:重たい荷物を持つ家事や仕事が多い人

家事や仕事で重たい荷物を持ったり、子どもや高齢者を抱き抱えたりする動作が多い人は、腰椎椎間板ヘルニアになるリスクが高いといいます。

(1)重たい荷物や人を持つときは、足を前に出し荷物や人と体を密着させて、膝で立ちあがるようにする

(2) 腰以上の高さに重たい荷物を持ち上げない

(3) 荷物を持ったまま別の方向に移動するときは、体ごと向きを変え、常に荷物を正面に持つようにする

(4) 前かがみのトイレ掃除などは、四つん這いになって作業する

(5)長時間作業をせず、休みを定期的に入れる

上記のような工夫を、ぜひ心掛けてください。床に荷物が散乱した状態で家事や仕事をすると、無理な体勢を強いられ腰に負担が掛かるケースも多くなります。仕事や家事をする場所は動線をしっかりと確保してください。

 

■2:寒い場所での長時間作業や運転が多い人

寒い場所での作業、腰に振動を受け続ける運転の時間が長い人も、腰椎椎間板ヘルニアが発症するリスクが高いといいます。

(1) 作業空間が快適な温度になるように調整する

(2) 運転は休憩を多めに入れる

(3) 休憩時には自動車を降りて、散歩をしたり上体を後ろに反らしたりする

このような対策を実践してください。

 

■3:忙しすぎる人、体のケアに対する意識が低い人

腰椎椎間板ヘルニアは、忙し過ぎて休養がしっかりと取れていない、眠れていない人、日常的に体のケアをしていない人もリスクが高まるといいます。

(1) 寝具を変えるなど、睡眠環境を整える

(2) 違和感があれば、重症化する前に専門家に相談する

(3) 健康診断を定期的に受ける

上記のような点を心掛けるといいそうです。

 

■4:対人ストレスを感じている人

最近では、メンタルの落ち込みも腰痛の引き金になると分かってきたそうです。職場満足度が低い、嫁姑問題がある、近所のトラブルや家族や家庭に不満があるなど、心の問題にも注意してください。

なかなか簡単に解決できないかもしれませんが、ストレスが腰痛の要因になるのだと理解しておくだけでも違ってくるはずです。

 

以上、腰椎椎間板ヘルニアになりやすい人の共通点を大まかにまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか? 腰に負担の掛かる作業や人間関係のトラブルによってリスクが高まるようです。

腰椎椎間板ヘルニアは、日々の積み重ねで発症するといいます。細かい改善点を積み上げて予防に努められるといいですね。

 

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【参考】

第2章 腰痛対策 – 厚生労働省

職場での腰痛をよぼうしましょう! – 厚生労働省