早めに検査を!放置すると「自然分娩できなくなる」性器ヘルペスの恐怖

by 坂本正敬 |

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性器やお尻に水疱(すいほう)があったり、皮膚がただれていたりする症状はありませんか? 自分にはなくても、ご主人やパートナーはどうでしょうか。

性器やお尻の周辺にある水疱や潰瘍(かいよう)は、性器ヘルペスウイルス感染症の典型的な症状です。「別に困らないから」と、放置してしまいがちな性感染症ですが、実は早目の治療をしないと、妊娠をしたときに自然分娩ができなくなってしまう恐れがあるようなのです。

そこで今回は、妊娠と出産を近い将来考えている女性の皆さんに向けて、性器ヘルペスが母体と胎児に与えるリスクを、国立感染症研究所の情報を基にまとめたいと思います。

 

■性器ヘルペスウイルス感染症の放置で自然分娩ができなくなる

厚生労働省が全国約900カ所の医療機関に行った調査によると、平成25年の段階で性器ヘルペスウイルス感染症の女性患者は5,282人だったそうです。ただ、男性も合わせれば倍近くの数になりますし、全国にある医療機関に調査をしたわけではないので、実際の数はもっと多いと考えられています。

性器ヘルペスウイルス感染症に罹患(りかん)した妊婦が出産をしようとすると、産道を通る間に胎児の肺にも感染するといいます。そのリスクを避けるために、出産時の母体に性器ヘルペスウイルス感染症が見られた場合、自然分娩ではなく、帝王切開での出産になってしまうそうなのです。

仮に2人目、3人目を考えている人であれば、帝王切開は避けたいと考える人も多いのではないでしょうか? 妊娠中に性器ヘルペスウイルス感染症が見付かり、出産時期まで治らなかったとすると、個人の意思がどうであっても、医師に帝王切開を選択されてしまうのです。

 

■まずは早目の検査を

今後出産を計画している女性は、できるだけ早く性病検査を受けた方がいいでしょう。性器ヘルペスウイルス感染症は症状がでないため、放置してしまうケースもあるそうです。また、再発の可能性が極めて高いので、治療には時間と根気が必要になります。

できるだけ早く気付いて、パートナーと一緒に治療をスタートしなければいけません。妊娠を計画している女性は、早目にチェックを受けた方がいいかもしれませんね。

 

以上、性器ヘルペスウイルス感染症が妊婦と胎児に与えるリスクをまとめましたが、いかがでしたでしょうか? 妊婦が出産時に感染していると、自然分娩を望んでも、帝王切開になってしまう場合もあるようです。

気になる方は、まず早目の検査から始めてみてください。

 

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【参考】

性器ヘルペスウイルス感染症 – 国立感染症研究所

性感染症報告数 – 厚生労働省