夜中に子どもが発熱!「救急外来へ行くかどうか」見極めるポイントとは

by 川口沙織 |

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お子さんが夜間急に高熱を出してしまった、という経験のあるお母さんは多いと思います。お子さんの熱が、夜になってからどんどん上がってしまう、ということはよくありますよね。医療機関の診療時間外なだけに、すごく心配になってしまうと思います。 

こんなとき、たいしたことがないのに救急外来を受診すれば、他の緊急性の高い患者さんの治療を妨げることになってしまいますし、具合の悪いお子さんには身体の負担にもなってしまいます。夜間の不要な受診は避けたほうがいいでしょう。 

ですが、中には夜中だったとしても一刻も早く受診しなければならない、緊急性の高い発熱もあります。翌朝まで待っていては、手遅れになることもあるのです。

そんな、緊急性の高い発熱かどうかの見極めについて、今回は、子どものための医学事典『キッズ・メディカ安心百科 子ども医学館』(小学館)を参考にお伝えします。

 

■全身状態が悪い

“顔色が真っ青で意識がもうろうとしている”、“呼吸の仕方がおかしい”など、緊迫した様子がみられるときは、夜中でも救急外来を受診しましょう。場合によっては、ためらわず救急車を呼んでもよいそうです。

 

■3か月未満の赤ちゃんの発熱

3か月未満の赤ちゃんで38度以上の熱が出たときには、全身状態の良し悪しにかかわらず、すぐに受診を。抵抗力が弱い新生児では、病気にかかると進行が早く、あっという間に重症になってしまうそうです。

 

■けいれん(ひきつけ)を起こしている

熱の上がりぎわに起こすことがある“熱性けいれん”。

“突然意識がなくなる”、“全身の筋肉の硬直や、筋肉の周期的な収縮”、“表情がうつろになる”といった、ひきつけの症状がみられたら、すぐに受診してください。また、けいれんの様子をよく観察して、受診時に医師に伝えましょう。

 

■熱以外の症状がひどい

下痢や腹痛、嘔吐などの症状が激しく、苦しそうなときは、夜中でも主治医や救急病院に連絡して、指示を仰ぐべきだそうです。

 

■これ以外の症状のときは?

夜間に38度以上の発熱があっても、全身症状が悪くなければ、翌朝まで待って朝一番で受診をするようにしましょう。また、いったん下がった熱が再び上がった、熱が3日以上続く、という場合も、いろいろな合併症の心配があるので、必ず診療時間内に受診すべきだそうです。

また、熱があまり高くなくても、きげんが悪い、食欲がない、嘔吐や下痢があるといった、いつもと違う様子のときは、受診して症状をきちんと医師に伝えましょう。

 

いかがでしたか。これから、風邪やインフルエンザなどで発熱するお子さんが増える時期です。いざというときは、お伝えした内容についてチェックして、迅速に行動してくださいね。

 

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【参考】

※ 『キッズ・メディカ安心百科 子ども医学館』(小学館)