原因はママ!? 急増する「友達と遊べない子ども」に親がとるべき対応

by 吉田和充 |

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一般的に、3歳〜6歳くらいの子どもたちは、幼稚園や保育園、その他習い事など、集団生活に入り始める年齢です。

しかし最近は、このくらいの年齢の子どもが、友達と遊べない、喧嘩ばかりしている、親とべったりで同年代の子どもと遊ぼうとしない、という親の悩みが増えているようです。ところが、この原因は親子関係にある、というのです。

そこで今回は、雑誌『クーヨン』2013年9月号の「子育てリセット術」の記事を参考に、“友達と遊べない子ども”への親の対応を紹介します。

 

■“誰と遊ぶ時間が長いか”ということが関係してくる

<ひとりっ子で、家庭でのあそび相手がおかあさんだけ、といったお子さんにはよくあることです。あそび場がやや制限されていて、大人との時間が長くなってしまうと、同年齢の子どもと一緒にいるのが苦手だと思ってしまう子がいるのです>

近年は、少子化も進んでいて、特に都心ではひとりっ子も増えていると思いますが、こうした子に多く見られる特徴のようです。

しかし、これは子ども本人が自分の安全のために、“難しい”と感じる相手と距離をとっている、ということの表れでもあります。自分の安全確保のための行動だというのです。

 

■不安がっているようなら“行かなくていい”という選択肢を

<男の子の多くは環境への適応力が弱く、慣れない場所に馴染むのに時間がかかるもの>

親子で通える幼稚園『モンテッソーリ幼児クラブ』を主宰しているたちのゆみこさんの経験に基づくと、友達と遊べないという状況を抱えるのは男の子に多いとのこと。

このような場合に大事なのは、時には“同世代の友達と遊ばなくてもいいんだよ”と伝えてあげて、本人にとっての安心感と選択肢を与えること。こうすることで、親子における信頼関係が強まります。

友達と遊ぶことができるようになるには、信頼できる親子関係ができていることが、前提のようです。

 

■かかる時間は千差万別ということを親が理解する

<子どもが育つのに必要な時間は千差万別です。「何かにしがみついていなければ自分の不安が解消できない」というシグナルがその子から出ているのであれば、とりあえず大人はそれを受け止めてあげて。ただし「泣いたから子どもの言う通りにどこにも行かない」など、言いなりにならないこと>

友達と遊べないからといって無理強いせずに、子どものサインを受け取りながら、子どもが安心できる環境と関係を作っていくべきでしょう。

子どもによって、親離れにかかる時間は様々ですし、同世代と遊ぶ頻度もそれぞれ違っているでしょう。友達と遊べないからといって、無理に遊ばせようとする必要もないのです。

 

以上、“友達と遊べない子ども”へ親がとるべき対応をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか? まずは、親子の信頼関係を作っていきましょう。その準備ができた子から、外の世界に触れていくといいようです。

この心構えを知っておくと、親も焦ったり心配したりする必要がなくなりますね。友達と遊べないからといって無理強いせず、あたたかく見守ってあげましょう。

 

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【参考】

『クーヨン』2013年9月号「子育てリセット術」(クレヨンハウス)

 

【画像】

Mats Lindh