医師が伝授!ウイルスを完全ブロックできないのに「マスクを着用すべき理由」

by 町山町子 |

健康・病気, , ,

冬や春はマスクをしている人を多く見かける季節ですよね。風邪予防はもちろん、花粉症対策や乾燥を防ぐ目的でマスクを使っている人も多いでしょう。

ところが、市販のマスクは網目が大きいためあまり予防にならないという声を聞くことも。実際はどうなのでしょうか?

そこで今回は、マスクをつけることの効果と起こりがちなトラブルについて、美容皮膚科銀座よしえクリニックの廣瀬嘉恵先生に教えていただきました。

 

■マスクはウイルスを完全にブロックできない

「実は、マスクをつけていても、ウイルスや細菌が入ってくるのを完全にはブロックできません」と廣瀬先生。ウイルスは顕微鏡で見えないほど小さいものであり、マスクの繊維の隙間や、鼻とマスクの隙間からウイルスが侵入することがあるからです。

それでも風邪やインフルエンザが流行する冬、マスク着用を勧めるのはなぜでしょう?

 

■何故マスク着用が推奨されているのか?

「マスクをすると鼻や口を通る空気が温かく湿ったものになります。この“温かい湿った空気”が風邪やインフルエンザウイルスの感染予防になります。

ウイルスは冷たい乾燥した空気を好みます。そのため、温かく湿った空気ではウイルスが死んでしまいます。よって、風邪を引きにくくするという効果が期待できます」と廣瀬先生はいいます。

最近では“濡れマスク”や“アロママスク”のような商品も販売されています。そういったマスクを使えば、更に保湿効果がアップしたり、リラックス効果が期待できたりしますね。

 

■マスク着用時のトラブルに注意!

マスクと美肌の関係について廣瀬先生に伺ったところ、「マスクの使い方を間違ってしまうと、思わぬトラブルを引き寄せてしまうこともあります。一番多いのが、ゴワゴワした素材のマスクをつけることによる“皮膚の摩擦”です。

これは肌を傷つけ、かゆみが出ることもありますので、ガーゼ素材など柔らかいものを選びましょう」とのこと。

また、マスクを長時間つけていると、ニキビや吹き出物が出やすくなるそうです。温かく湿った空気を口元に保つことで、菌が繁殖しやすい環境をつくってしまうので、マスクを清潔に保つなど、気をつけたいですね。

 

以上、マスクをつけることの意味と、起こりがちなトラブルについてお伝えしましたが、いかがでしたか?

使い方次第で、美容や健康に良い影響も悪い影響も与える可能性があるマスク。上手に利用して寒い季節を乗り切りたいですね。

 

【関連記事】

風邪を引いちゃう原因はコレ!? 「どんどん免疫力が下がる」NG習慣4つ

就寝時の「のどケア」には昔ながらのガーゼマスクが最適な理由

ココで差がでる!マスク着用時でも女子力を保つ秘訣

サイズ合ってる?親指と人差し指で分かるマスクの選び方

超意外…「うがい」はインフルエンザ予防に効果がないって本当?

 

【姉妹サイト】

※ それ風邪じゃないかも…見落としがちな「病気の隠れサイン」3つ

※ 見た目-3.8歳差!●●にこだわる人ほど若さをキープしてると判明

 

【取材協力】

※ 廣瀬嘉恵・・・医療法人社団・優恵会理事長、東大大学院卒医学博士。美容皮膚科銀座よしえクリニック、ひろせ皮フ科、美容皮膚科「ベル・ポークリニック」の美人女医として、年間2万人の男性・女性の美肌をつくり出している。『美容皮膚科銀座よしえクリニック