市販薬だから…と勝手に併用してない?「痛み止め薬」の正しい服用法

by 川口沙織 |

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頭痛や生理痛、身体の痛みなどでお医者さんを受診すると、“痛み止め”のお薬を処方されることがありますよね。皆さんは正しく飲んでいますか?

ひょっとして「痛みが改善しないから……」と、言われた通りの時間や回数ではなく、あまり時間を空けずに薬を飲んでしまった、といった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

痛み止めの薬だけではありませんが、そもそも薬を自己判断で使うことには、リスクがあるものです。

今回は、12月に開催されたファイザーとエーザイによる『いまさら聞けない痛み止め薬の基礎知識』セミナーでの、帝京平成大学薬学部薬学科教授、井手口直子先生の講演を参考に、“痛み止めの薬が自己判断で使われている実態とそのリスク”についてお伝えします。

 

■不適切に服用する人が意外と多い!

ファイザー株式会社は、今年11月に、長く続く痛みを抱える日本全国の20歳以上の男女9,400名を対象に、『痛み止め薬の使用実態と患者意識に関する全国調査』を行いました。

この調査によれば、痛み止め薬を使用している人の中で、医師から処方された薬を服用しても痛みが改善しなかった場合に、約3割の人が“時間を空けずに何度も服用”したり、“薬局・薬店で買える痛み止めを併用”したりしているとのことです。

また、「一度に服用する量を増やしたことがある」という回答も2割以上に。痛み止めの薬の危うい使い方の実態が明らかになりました。

 

■湿布でも併用は危険

時間を空けずに薬を何度も服用したり、たくさん飲んだりすれば、何となく痛みが改善しそうな気がするかもしれませんが、薬を指示通りに服用しないのは、不適切な使い方といえます。

また「市販の痛み止めは効き目が弱そうだから」と、自己判断で併用してしまう方もいるようですが、これも実はNG!

市販の貼り薬や塗り薬でも、飲み薬と同様に併用は危険なのです。なので、「湿布薬なら併用してもOK?」というのも大きな誤解です。

貼り薬でも塗り薬でも、痛み止め成分が皮膚から血液中に取り込まれるものがあり、副作用もありますから、勝手に併用しないでくださいね。

 

■迷ったら薬剤師さんに相談

井手口先生によれば、薬を飲んでも痛みの改善がない場合などに「増量してもいいか?」「空ける時間を少なくしてもいいか?」といったことで迷ったら、まずは薬局の薬剤師さんに相談してみるのがよいとのこと。

薬剤師さんには、診察中に主治医に聞きづらいこと、副作用のことなど、さまざまなことを相談することができるそうです。

かかりつけ薬局をもって、同じ薬局でいつも調剤してもらったり、市販の一般用医薬品(OTC薬)を購入したりしていれば、重複投与や副作用のチェックができるので、より安全に薬を利用できるそうですよ。

 

いかがでしたか? お医者さんと同じで、相談しやすい、相性のいい薬剤師さんのいる薬局を探して、かかりつけ薬局にしておくと、いざというときに安心ですね。

薬を自己判断で服用しないことはもちろんですが、疑問点は必ず薬剤師さんに相談して、安全に薬を飲んでくださいね。

(ライター 川口沙織)

 

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