あなたのその呼吸浅くない?深呼吸が体をメキメキ健康にする理由とは

by 高瀬真澄 |

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前の日の疲れが取れない、体が重たくていつも“なんとなく不調”ということはありませんか?

ストレスの多い生活をしていると疲労がなかなか回復しません。厚生労働省の「労働者健康状況調査」によると、働く人のおよそ6割がストレスを感じているそうです。その中でも仕事や家庭のことで毎日が忙しい30代・40代は、特に疲れを感じていることでしょう。

ところで、疲れが取れない原因のひとつに“呼吸”が関係していることをご存じですか? ダルくて疲れが取れないという人は、もしかしたら呼吸をしているときの“息の浅さ”が原因かもしれません。

そこで今回は、スポーツトレーナー整体師でありボディケアサロン『ベアハグ』を運営する小関伸哉さんの著書『ウルトラ深呼吸で体が変わる!』を参考に、プチ不調を改善し、ポジティブな気持ちになれる呼吸法についてお伝えします。

 

■呼吸浅くなっていませんか?

呼吸が浅くなると、同時に血液の流れも悪くなるといいます。私たちの体内にはたくさんの血管が張り巡らされています。

おおまかに分けると、人が活動するエネルギー源となる酸素や栄養素、ホルモン物質を運ぶ“大動脈”。もうひとつは、体内に発生した二酸化炭素を肺に送る“大静脈”です。

大切な役割を担う血管ですが、猫背など呼吸が浅くなる姿勢をとることで胸郭が狭くなり、横隔膜の動きが悪くなります。すると肺の動きも悪くなり、結果、血液の流れにも影響することになるそうです。

その結果、老廃物が排出されにくくなり、冷えやむくみがでるようになるのです。

 

■不調を改善する呼吸法とは

さらに、ただ呼吸を深くすればいいのではなく、姿勢がとても大事だそう。

<疲労で体がしんどくなったとき、注目されるのは筋肉のコリやハリ。でも重視すべきは筋肉ではなくて、実は骨格。中でも脊柱と胸郭が大切です。猫背などで脊柱のS字型のカーブがキツイと、内臓がおさまるスペースが減って圧迫されます>

このような状態では呼吸はどんどん浅くなってしまいます。そこでオススメなのが、“ウルトラ深呼吸”。胸郭が自然に開いて呼吸がしやすくなる呼吸法です。では具体的なやり方をご紹介します。

(1) 足を肩幅に開いて立ちます。足先は体の正面に対して垂直に、肩幅に開いて立ちます。

(2)手の甲を腰に当て、ポジティブな気持ちで胸を張ります。このとき舌を上の歯の裏につけると、のどの奥の気道が開き、より多くの息を吸うことができます。

(3)まずは体内の空気をすべて吐き出すように、お腹を凹ませながら、自分のリズムで8拍かけて鼻からゆっくり息を吐きます。

(4)胸を意識しながら、自分のリズムで4拍かけて鼻から息を吸います。吸い込み切ったら4拍止め、またお腹を凹ませながら8拍かけて鼻から息を吐きます。

10回を1セットとして1日3回を目安に行うといいとのこと。

 

■ウルトラ深呼吸による効果とは

ウルトラ深呼吸をすることにより、肺や横隔膜が自由に動きやすくなります。圧迫されていた内臓が元に戻り、滞っていた血流も蘇ります。また、深呼吸することにより副交感神経が優位になりリラックスできるのです。

また、この呼吸法を行う時の基本姿勢・ウルトラポーズをとることにより、自信ホルモンが分泌されてポジティブな気持ちになれることがハーバード大学の社会心理学者エイミー・カディ教授の実験により証明されています。

<スーパーマンのように胸を張って腰に手を当てるポーズを2分間取ったところ、自信のもとになるテストステロンの値が20%上昇し、コルチゾールの値が25%低下して、イライラが減少して、気分が落ち着いたというのです>

深呼吸するだけでポジティブな気持ちになり、自信がつくようになるなんて試してみないと損ですね。まずは、呼吸や姿勢を意識してウルトラ深呼吸を習慣化することから始めてみましょう。

 

以上、“プチ不調を改善し、ポジティブな気持ちになれる呼吸法”についてお伝えしましたが、いかがでしたか? “よい形”や“よい行動”をすることによって、それが心にも作用してくるといいます。

ウルトラ深呼吸を習慣化することで、体調もよくなり心も前向きになることでしょう。“なんとなく不調”だという方は是非ためしてみてくださいね。

(ライター 高瀬真澄)

 

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【参考】

こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト - 厚生労働省

小関伸哉(2015)『ウルトラ深呼吸で体が変わる!』(小学館)