えっ…逆でしょ?我が子を自立させたいなら思い切り「甘えさせる」べき理由

by 吉田和充 |

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年末年始の休み中は、家族で過ごす時間が多くなりますよね。実家に里帰りしたり、海外に旅行に出かけたりする人もいるのではないでしょうか?

特に田舎に帰ったり海外に出かけたりすると、子どもたちも普段とは違う状況に、つい楽しくなってテンションも上がり、子どものお世話も大変に感じる時もありますよね。

こうした時に、ついつい「早く自立して欲しいなぁ」と思うことがあるのではないでしょうか。

でも、自立をさせたいと考えるママこそ、実は“子どもをしっかりと甘えさせてあげた方が良い”というのをご存知ですか?

そこで今回は、元京都大学名誉教授だった河合隼雄さんの著書『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』を参考に、“子どもを自立させたいなら甘えさせた方が良い理由”を紹介します。

 

■親が自立をさせようと悪循環に

<親が自立のことをあんまり頭でっかちに考えだすと、感情が消えていくんです。そうすると、子どもからすると、なんとなく物足りないような気がして、ひっつき方がおかしくなる。もっとべたべたしてくる。それで母親は、この子はまだ自立できてない、と腹が立ってくる。悪循環になるんです。>

自立させようと焦ると、つい子どもに厳しく接してしまいがちですよね。おそらく、真面目なママや子どものことを真剣に考えているママほど、ついついやってしまうのではないでしょうか?

実は、これが子どもとの関係をより複雑にしてしまい、悪循環にしてしまうというのです。

子どもが甘えたい時には、その気持ちを受け入れてあげて、“十分に甘えさせてあげないと”ダメなのだそうです。

 

■“甘えさせる”と“甘やかす”の違い

ただし、「甘えさせるのと、甘やかす」のは違うと言います。それはどういうことなのでしょうか?

<子どもが甘えてきたときに、甘えさせるのはいいんです。子どもが甘えたいという気持ちを、受け入れてやってるんだから。ところが甘やかすというのは、甘えさせるのと違って、「なんでもかんでも、親の私にベタベタしてたらよろしい」という姿勢なんです。>

この甘やかす、というのは逆に親が絶対にしてはならないことだというのです。甘やかすというのは、どちらかというと、親が何かをしてあげようという気持ちが強くなり、親の方が中心になってきて、子どもの気持ちは消えてしまうというのです。

確かに、改めて説明をされると、甘えさせるのと甘やかすのでは大きく違うことが分かりますよね?

この辺の勘違いも、子どもの自立を妨げる大きな要因になりそうです。

 

以上、“子どもを自立させたいなら甘えさせた方が良い理由”でしたが、いかがだったでしょうか? 親としては、やはり子どもには自立してもらいたいと思いますよね。というより、それこそが一番大切なことかもしれません。

できるだけ、スムーズに自立できるようにしたいですよね。年末年始、子どもと接する機会にちょっと意識してみてください!

(ライター 吉田和充)

 

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【参考】

※ 河合隼雄(1999)『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』(朝日新聞出版)