「暗い道は危ない」は大間違い!逆にわが子を危険にさらすNGフレーズ2つ

by 沖田かへ |

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ニュースで報道される、子どもが襲われる事件。痛ましいニュースに、胸を痛める親御さんも多いのではないでしょうか。

オウチーノが行った『“子どもの門限”に関するアンケート調査』では、子どもを危険から守るために門限の設定など“心がけていることがある家庭”は9割にのぼると判明。その上位にくる対策として「夜は一人で外出させない」「“知らない人にはついていかない”など、普段から言い聞かせておく」などが挙がっています。

しかし、これは本当に対策として効果があるのでしょうか?

今回は、犯罪機会論に精通する小宮信夫さんの著書『子どもは「この場所」で襲われる』(小学館新書)を参考に、つい親が子どもに言いがちだけれども“逆に危険にさらしてしまうNGフレーズ”を2つお伝えします。

 

■NG1:「暗い道に気をつけなさい」は危険を増す

<街灯の効果は、夜の景色を昼間の景色に近づけることです。それ以上でも、それ以下でもありません。つまり、街灯の防犯効果は、街灯によって戻った「昼間の景色」次第なのです。

昼間安全な場所に街灯を設置すれば、夜間も安全になりますが、昼間危険な場所に街灯を設置しても、夜だけ安全になることはあり得ません。>

夜間に街頭で事件が起こると、“暗いから犯罪が起こった”と考えがちです。しかし実際には、子どもを狙う犯罪者は、自分好みのターゲットを見つけるために明るい時間を好むので、事件は夜間より昼間のほうが多いのです。そのため、街灯のない道より街灯のある道のほうが多いのです。

この結果から、“夜間の暗い道に気を付けなさい”という注意それ自体が、意味をなさなくなるどころか、“明るい昼間は安全”、“街灯がある道は安全”という誤った判断を子どもに与えてしまいます。

大事なのは、“危険な場所を見分ける力”をつけること。そしてそのためには、子どもとの日常会話が重要になってきます。

・「この場所は道路と歩道の間にガードレールがないから、車が近づくとすぐに連れていかれるんだよ。気をつけようね」

・「ここは道路沿いに窓が並んでて人の目があるから安全だよ、ない道は危険なんだよ」

子どもと外出するときには、このような会話を織り交ぜるとよいでしょう。

 

■NG2:「知らない人についていってはいけない」では意味がない

子どもにとっての“知らない人”の線引きはとても難しいものです。公園で少し会話をしたことのある人は、子どもにとって“知っている人”に分類されます。宅配便の制服を着ている人なども同様です。

<犯罪者は児童心理のスペシャリストという側面を持っており、子どもの警戒心を解く多くの方法を知っています。たとえば、当たり障りのない会話で事前に「知っている人」になっておき、後日、犯行に及ぶといったことがあります。>

こうなってくると、「知らない人についていかない」は意味をなしません。

では「知らない人と話をしてはいけない」はいかがでしょうか? 実はこれもよくありません。

<なぜなら、知らない人とも堂々と話す子のほうが騙されにくいからです。さまざまな人と話をすれば、コミュニケーション能力が磨かれます。コミュニケーション能力が高まると、交渉能力も上がります。>

交渉能力がある子は“YES”・“NO”以外の返答ができるので、会話の中で相手の様子のおかしさに気づくことができるのです。普段から子どもに、親以外の大人との会話の機会を存分に設けるとよいでしょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか? 言い聞かせるだけでなく、日ごろから“訓練”の必要がありそうです。子どもの安全のために、親の務めとして、防犯意識を変えてみませんか?

(ライター 沖田かへ)

 

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【参考】

『子どもの門限』に関するアンケート調査 – オウチーノ

小宮信夫(2015)『子どもは「この場所」で襲われる』(小学館)