仕事と子育てに忙殺…育児ストレスの「根本の原因3つ」とその解決法

by 沖田かへ |

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「いいなぁ、男は子どもができても変わらなくて……」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか?

女性は子どもを産むことで、さまざまな変化があります。その中でも心の変化によるストレスは大きなもの。見えない重圧に、もやもやした感情を抱き続けるママは少なくありません。

今回は、育児ストレスを生む原因と減らす対策について、数多くの育児相談を受けてきた子育てグループ『NPO法人ながれやまコミュニティなこっこ』副代表の青木八重子さんに伺ってきました。

 

■育児ストレスの根本の原因3つ

育児ストレスにはいろいろな形がありますが、女性ならではの根本原因は共通しているのです。

(1)自分の看板が失われることへの不安

仕事でキャリアを積んできた女性、趣味に打ち込んできた女性、その女性たちが、子どもを産んだ瞬間に「○○ちゃんのママ」となります。今まで築いてきたものが全てリセットされ、社会的認知のない一人の人間となるのです。

(2)自分らしさが出せない葛藤

会社に行けない、やりたいことができない……自分主体で生きてきた人生が子ども主体に変わり、今まで自分は私らしく生きていればそれで良かったのに、“私らしく生きる人生”と切り離されてしまいます。

(3)良妻賢母でなければいけないという義務感

そこに追い打ちをかけるのが“良い母親”という幻想。『WooRis』の過去記事「真面目な子育てママほど“自己嫌悪に陥ってしまう”2つの理由」でもお伝えした通り、良い母親像から逃れられないのがママの宿命であり、ストレスを抱える原因となります。

 

■ストレスの2つの解決法

そこで、精神的負担を和らげるために、2つの提案をいただきました。

(1)ソーシャルに生きることを選ぶ

「育児による、もやもやには“自分の問題”、“社会の問題”の2つがあります。

“自分の問題”の解決は、自分が変わるしかなく、自分でもわかっているのに解決できない問題。それに対して“社会の問題”は、周りをとりまく社会環境の話で、そこを解決するほうが自分以外の誰かの役に立つという充足感を得ると共に、自分も楽になることができます。

そういった意味で、すすんで“育児参加”していくよりも“育児参画”していくことをおすすめします」

“参加”は集まりに加わること、話を聞きに行くこと。“参画”は企画や運営に携わること。育児参画することでエンパワーメントされます。ただでさえ時間がなくストレスになるのに……と感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、社会や世界に飛びだすことが、実は育児ストレスのもやもやをなくす方法なのですね。

(2)自分を取り戻す時間を作る

「自分のための休日を決めましょう。月に一度でも二度でもいいので、仕事もしない・家事もしない“私に帰る時間”です。アロマに没頭するもよし、マッサージに通うもよし、その代わり、夫にも同じようにそういった休日を与えてください」

時間・お金・心、なんでも余裕がなければ負担感も大きいものです。そのために、意識して余裕を作ることが大切だと青木さんはおっしゃいます。

 

いかがでしたでしょうか? 70~80代の女性に“今までの人生でピークはいつだったか?”と聞くと、全員が“仕事と子育てとで忙しかった頃”と答えるようです。大変なときですが、最も充実した時間が今だと思うと、活力がわいてきませんか?

(ライター 沖田かへ)

 

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【取材協力】

※ 青木八重子・・・千葉県流山市の男女共同参画審議委員・防災委員。子育てグループ、NPO法人ながれやまコミュニティなこっこ副代表。NPO法人パートナーシップながれやま会員。にっぽん子育て応援団事務局も務める。現在まで流山市中心に数多くの家庭相談を受け、自身も小学校4年生の子をもつ母。