寿命が縮む……「睡眠時間が5時間以下」の人を襲う恐ろしい健康被害4つ

by 望月理恵子 |

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この1週間、あなたの睡眠時間の平均はどれくらいですか?

仕事が忙しかったり、夜中までTVやパソコンを見たりしていて、寝不足気味になっていませんか? “寝不足が美容に悪い”なんてことは多くの人が知っていることですが、それ以上にもっと大変なことが起こってしまいます。

厚生労働省が実施している『国民健康・栄養調査』の最新の結果では、働き盛りの30〜39歳の実に5人に1人もの人が、質のよい睡眠がとれていないそうです。

そこで今回は、睡眠が引き起こす健康害、特に“5時間以下の短い睡眠が引き起こす体の悪影響”について、管理栄養士の筆者がご紹介いたします。

 

■1:肥満化が進む

ダイエットには食事管理が大切ですが、睡眠もダイエットの鍵を握っている1つ。

コロンビア大学の研究によると、睡眠時間が5時間未満の人は、睡眠時間7時間の人に比べ、肥満のリスクが2倍もUPするそうです。元気な細胞を作る時間である睡眠が足りないと、糖分や脂肪をエネルギーに変える力もパワーダウンするのです。

さらに、起きている時間が長いと食べる機会も増え、肥満リスクを上げてしまいます。実際に、最も肥満のリスクが少ないのは、睡眠時間が7~8時間ということもわかっていますので、しっかりと睡眠をとって健康的なダイエットができるといいですね。

 

■2生活習慣病にかかりやすくなる

日本で年々増加傾向にある生活習慣病。全死亡者の6割以上の人が、生活習慣病が原因となって命を落としています。その生活習慣病、食べ物だけでなく睡眠不足によっても発症しやすいことがわかっています。

睡眠不足は、体へ大きなストレスを与えています。生活習慣病の中でも患者数がトップの高血圧の疾患リスクを始め、糖尿病のリスクも高まります。

また、睡眠不足は循環器系への負担が大きく、心疾患リスクも高まります。寒い時期はただでさえ心臓に負担がかかりやすいので、十分な睡眠を心がけたいものです。

 

■3:細胞が劣化して肌荒れの原因に

私たちが寝ている間は壊れた細胞が修復されたり、新しい細胞が生まれたりと、綺麗な肌づくりをするための大切な時間。しかし、睡眠時間が5時間以下の人の6割は快眠できておらず、睡眠不足傾向にあります。

睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールを生成し、肌の弾力を司っているコラーゲンを破壊してしまうので、肌のハリやツヤが奪われてしまいます。

また、元気な細胞が少なくなり、代謝が落ちてクマやくすみなどでき、血色悪い顔になるなど、肌荒れを起こしやすい環境になったりしてしまいます。睡眠時間をとることが美容時間だと思って、キレイな肌づくりをしたいですね。

 

■4:体が過労状態になり死亡率を上げる

睡眠は疲れをとったり、細胞の修復をしたりするのに重要な時間。この時間がなく起き続けていれば、過労状態となってしまいます。

実際、日本人男性を調査した自治医科大学の研究では、死亡率が最も低い睡眠時間は7時間前後で、それよりも睡眠時間が短くなるほど、死亡率が高くなってしまうことがわかっています。

毎日の仕事や勉強で忙しいかもしれませんが、命を落としてまで大切なことはほとんどないかと思います。健康な体があってこその毎日ですので、まず睡眠の時間を確保した上で、残った時間を上手に使いたいですね。

 

いかがでしたか? 今回は、睡眠5時間以下の健康害リスクについてご紹介いたしました。

上記以外にも、うつ病のリスクが高まったり、睡眠不足から日中の注意力が欠損したりして思わぬ事故につながることもあります。

日本人は諸外国に比べて睡眠時間が比較的短め。できるだけ睡眠時間を確保したり、また日中に仮眠をとったりして、体への負担を減らせるようにしてくださいね。

(ライター 望月理恵子)

 

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【参考】

睡眠と生活習慣病との深い関係 – 厚生労働省 e-ヘルスネット