日常的な体調不良で「薬物依存を高めてしまう」常備薬3つ

by 望月理恵子 |

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胃のもたれや痛み、偏頭痛持ち、便秘など、日常的に悩んでいる体調不良はありますか?

女性はホルモン周期の関係から、どうしても体の悩みが多くなってしまうもの。これらの悩み、どのように対処していますか。

食事や休養といった方法もありますが、手っ取り早く市販薬を飲んで解決していないでしょうか。しかし、手軽だからといって日常的に飲んでしまうと実は依存症を招いてしまうこともあるんです!

今回は、薬剤師の石上和子先生に多くの人が日常的に飲みがちな薬の種類と注意点を伺いました。

 

■1:胃薬

ストレスの多い社会、胃薬を常用している人も多いですよね。他に薬を併せて飲んでいなければあまり心配はないそうですが、「胃酸を抑える胃薬は、飲み続けると胃内のphが上がってしまう(アルカリ性になる)ものもあります」と石上先生は言います。

胃内は強酸であることによって、食べたものが消化できたり、体にとって害となるものを殺菌したりする働きがありますが、その働きが弱まってしまうことになります。

胃に粘膜を作って胃酸による刺激を和らげる乳製品やチーズや、消化のよいおかゆやうどんを食べるなどして、食事から胃を守るようにするのもいいですね。

 

■2:頭痛薬

全国で約800万人が悩んでいるという偏頭痛。辛い頭痛を頻繁に起こすと、不安から「早めに薬を飲んでおこう」と思いますよね? しかし、この場合も薬に頼りすぎるのはNG。

石上先生によると「頭痛薬を月に10日以上飲んでいたり、月に15日以上頭痛があったりする人は、頭痛薬の使いすぎによる“薬物乱用頭痛”の可能性があります」とのこと。

痛みに対して敏感になって、薬が効きづらくなったり、薬がないと不安になったりして、薬を活用するという悪循環になることもあるそうです。頭痛薬は月10回以上飲まないようにして、偏頭痛を引き起こしやすいチョコやチーズ、赤ワインを控えるなど、食事からもケアするといいですね。

 

■3:便秘薬や下剤

便秘の原因としては、

(1)ダイエットや食事などの食習慣

(2)便意があってもトイレに行くのが恥ずかしく我慢してしまう

(3)ストレスで腸が緊張状態になってしまう

などの生活習慣があります。よくあることだからこそ、便秘薬や下剤を使うと、薬の力に頼りすぎて自力での排便ができなくなる“下剤依存症”になるリスクが高まるんです。

石上先生によると「通常、腸が刺激を受けると、大腸の筋肉が動いて、老廃物を移動させ排便する仕組みがありますが、便秘薬を長期間使い続けてしまうと、自主的に大腸の筋肉が動かなくなって、自分で排便する力が弱まってしまいます」とのこと。

薬に頼る前に、以下の4点を見直すのがいいでしょう。

(1)食事量が極端に少なくないか

(2)繊維質や水分は摂れているか

(3)身体を適度に動かしているか

(4)ストレスを溜めすぎていないか

 

いかがでしたか? 今回は、薬に頼ってしまって引き起こす薬物依存についてご紹介いたしました。

上記のような日常的な悩みで市販薬を利用する際は、一般的に4日以上の連続使用は避けた方が安心とのこと。心配なときは薬剤師や専門医に相談すると安心ですね。

(ライター 望月理恵子)

 

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