何度言っても聞かないわが子への「深刻度に合わせた適切な叱り方」3つ

by 坂本正敬 |

子育て, , ,

「うちの子は何を言っても聞かない」「子どもに手を焼いている」といった悩みを持つ親御さん、きっと少なくないと思います。

そこで今回は、米オクラホマ州立大学の研究者が102人の母親に対して行った調査結果などを基に、子どものやってしまった問題の深刻度に合わせた“適切な叱り方”を紹介します。

 

■1:言って聞かせる

例えば、クレヨンで壁に落書きをした、食べ物を床に投げ捨てたなど、生命の危機に直面するほど深刻ではないけれど、しっかりと正しておきたい問題があったとしましょう。

その際には、物を取り上げたり家の外に締め出したりするなど“罰を与える”よりも、“言って聞かせる”方が効果的だと分かっています。即効性はなく根気が必要ですが、長期的に見て最も効果があるとか。

ただ、他の子どもを叩いたり殴ったり、石を投げたりと、重大な悪さをした場合はまた違ってくるそうです。常に言って聞かせればいいという話ではないのですね。

次は、もう少しレベルの高い“罰を与える”について説明します。

 

■2:罰を与える

「罰を与える」というとちょっと言葉が強いかもしれませんが、物を取り上げる行動もある意味での罰。海外では育児において“タイムアウト”という処罰も行われています。

日本的に言えば、学校で先生が「廊下に立っていなさい!」「帰れ!」などと生徒を教室から追い出す“処罰”に似ています。

この“罰を与える”というやり方は、人を叩くなど、重大な悪さをした場合に、“言って聞かせる”よりも効果的だと分かっています。

ただ、以下のように事前にルール化をしておかないと、親の気分で家から締め出してしまうなど、虐待につながる恐れも……。

・処罰をする悪さを明確にしておく(人を叩いた場合など)

・1回は改心させるチャンスを与え、同じ悪さや過ちを連続で繰り返したらタイムアウトを実行する(サッカーのイエローカード、レッドカードのような仕組み)

・子どもが、なぜ自分が罰を受けているのかを考え反省する時間にすることが大切

・タイムアウトが終わった後に子どもときちんと対話をする

などのルールを作っておく必要があるといいます。

 

■3:妥協をする、許してあげる

子どもがスーパーなどでお菓子を欲しがったとします。そのとき、選択肢の1つとして“買ってあげる”といった妥協案も現実的に持っておきたいです。

あらゆる問題に“言って聞かせよう”としても、親の方が大変になりますし、非現実的です。「このくらいはいいかな」と思う問題に関しては上手に妥協をしたいですね。

ただ、重大な悪さに対して罰を与えずに軽く見過ごしてしまうと、長期的に見て事態は悪化していくといいます。妥協する問題の見極めと、妥協の頻度には注意したいですね。

 

以上、子どもをしかる際の注意点をまとめました 表にすると、

“効果的な場面” “注意点”
“言って聞かせる” それほど深刻ではない場面 即効性がなく、ある種の根気が必要
“罰を与える” 深刻な場面 罰を与える場面を明らかにする
“許してあげる、妥協する” 深刻ではない場面 乱発すると悪い結果を招く場合も

といった感じになります。頭の中で整理してみてくださいね。

(ライター 坂本正敬)

 

【関連記事】

※ 「落ち着きのない男の子」の方が実は将来有望な理由とは

無気力な子どもに育ってしまう「親の呪いのフレーズ」2つ

この違いわかる?怒ると叱るの区別が子育てを劇的に変える

 

【SPONSORED注目記事】

※ ガマンなしでメリハリボディに!? 忙しい人でも続けられる新ダイエットとは

※ 「毛穴の黒ずみ」が消える!? 杉本彩もドはまりの●●がすごいクレンジング

たった5分でツヤ髪に!? 日本初上陸の話題のセルフヘアカラーを試してみた

 

【姉妹サイト】

※ ギクッ…やってる!夫の気持ちがスーッと離れる「妻のガッカリ言動」3つ

※ 7.5時間以下は早死する!? 睡眠の名医が教える「最高の熟睡法」とは

 

【参考】

Punishing a Child Is Effective If Done Correctly – American Psychological Association

 

【画像】

※ Iakov Filimonov / Shutterstock