梅田の事故を招いた「大動脈解離」を予防する生活習慣の改善策

by 坂本正敬 |

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先日、大阪の梅田で不幸な交通事故が発生しました。歩道に自動車が突っ込んだアクシデント。調べによると運転手は事故直前に“大動脈解離”を起こしていたと分かったそうです。

運転手は51歳の男性、大動脈解離は年配の男性に発症しやすい病気と言われています。大動脈解離は加藤茶さんが罹患したことで有名な病気で、最悪の場合は突然死の恐れもあります。

今回の事故のように、自分だけではなく他人も巻き込んだ事故にもなり得ることを考えると、もし予防策があるのであれば日々取り組みたいところですよね。

そこで今回は、国立医学図書館(米国)の情報を参考に、大動脈解離のリスクを高めるNG生活習慣を紹介します。中高年のご主人を持つ方は、ぜひともチェックしてみてください。

 

■大動脈解離は中高年の男性が危ない

そもそも大動脈解離とは何なのでしょうか? 大動脈とは心臓に直接つながった太い血管のことを指します。

傘の柄のように心臓から頭の方に伸びた後、大きな曲線を描き、今度はお腹の方へ一直線で下りていきます。心臓から新鮮な血液を大量に運び出す、極めて重要な血管ですね。

ちなみに、血管の壁は3層からできています。何らかの理由で大動脈の壁の内側にある層が裂け、層と層の隙間に血液が潜り込んで、裂け目が一気に広がってしまった状態を“大動脈解離”と言います。

手術の映像を見ましたが、胸を開くと太い血管が赤黒くブヨブヨに膨れ上がっている様子が素人でも見てとれました。最悪の場合は血流が心臓を圧迫するなどして、突然死の恐れもあると言います。

血管の壁の層が裂けた瞬間は、バットで背中や胸を思い切り殴られたような激痛が走ると言います。

裂け目が止まると、ほんの少し痛みが和らぐ場合もあるそう。そのために様子見をしてしまう人もまれにいるようですが、一刻を争う重症です。すぐに救急車を呼びましょう。

 

■動脈硬化と高血圧には要注意

では、発症の原因は何なのでしょうか? 実は、詳しい原因は分かっていないと言います。しかし、冒頭でも記したように高齢の男性に最もリスクが高い病気。

ただ年齢も性別も自分の努力ではどうしようもありませんので、一般的に大動脈解離を予防するには(1)動脈硬化(2)高血圧を招く生活習慣、を避けるべきだと言われています。

“動脈硬化”とは何らかの理由で血管の柔軟さが失われ、脆くなってしまった状態。動脈硬化や高血圧を予防するためには、

・定期的に運動をする

・バランスのいい食事を心掛ける

・お酒を飲みすぎない

・タバコを吸わない

・ストレスを上手に解消する

などが知られています。中高年のご主人に何か不健康な生活習慣がある場合は、さまざまな形で働きかけ、早くやめさせる方向に導きたいですね。

 

以上、大動脈解離のリスクについてまとめましたが、いかがでしたか? 突然死のリスクも高い病気。十分に注意したいですね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

Aortic dissection : MedlinePlus – U.S. National Library of Medicine

e-ヘルスネット – 厚生労働省

 

【画像】

※ shalunts / Shutterstock