東日本大震災から学ぶ「避難所で自分と子どもを守る」ためにできること

by 沖田かへ |

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東日本大震災からまもなく5年が経とうとしています。時の経過とともに日常を取り戻しつつ、それでも心に傷を負っている人は、どのくらいいることでしょうか。

日本が地震大国であるといわれているように、今後も大きな地震がいつ起こってもおかしくありません。避難所に身を寄せる生活は想像できますか? 避難所で特に女性と子どもが抱える苦労をご存知ですか?

今回は、千葉県流山市で防災委員を務める青木八重子さんに、“ママが自分と子どもを守る方法”をお伺いしてきました。

 

■避難所には“女性の視点”が抜けている

避難所生活で、真っ先にいなくなるのは“子どもとそのママ”だそうです。

避難所は洗濯物の干場や着替えの場所がなかったり、トイレの場所が遠く人目が届かない場所であったりと、集団生活を送るうえで女性にとって困難を極める条件がそろいすぎています。

洗濯物は干せず、着替えは布団の中、夜間トイレに行くまでにもいつ襲われるかわからない不安がつきまといます。授乳中のママは授乳場所もなく、子どもが泣けば周りから怒鳴られ、子連れのママにとって居場所がないことがあります。

 

■何か起こる前に“決めておくこと”の大切さ

「いつ起こるかわからない災害のために、ママたちは近所のネットワークを作っておくべきです。子連れのママたちがかたまっていれば、例えばお弁当を取りに行く際に“子どもをみておく係”と“お弁当を受け取りに行く係”に分かれることができます。

トイレに行くにしても、複数名で行くことができることに加え、子どもを一人にせずに済む安心感があります」と青木さんはいいます。

ママ同士普段から付き合いがあっても、なかなか防災については話題にのぼりませんよね。しかし、何も起こっていない日常だからこそ、こういった話が重要になってきます。

「災害が起こってからでは遅い」と青木さんは強調します。

震災から5年の節目に、話し合ってみるのもいいですね。

 

いかがでしたでしょうか? 大きな災害が起こると、毎回人工的な二次災害についての情報も出てはくるのですが、実際に我が身に降りかからない限り現状を把握しにくいものです。

避難所に“女性の視点”を取り入れるために、住んでいる地区の防災対策について話を聞きに行くことや、要望を伝えることも重要です。知識を身につけるだけでなく、実際に“動く”ことが、大切なものを守るために必要だといえそうです。

(ライター 沖田かへ)

 

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【取材協力】

※ 青木八重子・・・千葉県流山市の防災委員・男女共同参画審議委員。子育てグループ、NPO法人ながれやまコミュニティなこっこ副代表。NPO法人パートナーシップながれやま会員。にっぽん子育て応援団事務局も務める。現在まで流山市中心に数多くの家庭相談を受け、自身も小学校4年生の子をもつ母。