「ちょっと…聞いてるの!?」と集中してる子どもに怒鳴っても無駄な理由

by 吉田和充 |

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子どもの“過集中”という言葉を聞いたことはありますか? これは、例えば子どもがTVなどに集中していると、他のことが全く目に入らなくなってしまう状態で、まさに読んで字のごとし、集中しすぎる状態のことをいいます。

実は、子どもはこの“過集中”になることが多いそうなのです。

そして、それが原因で、ママが何度注意しても全く聞いていなかったり、伝わっていなかったりすることが起こるといいます。

そこで今回は『WooRis』の過去記事や、花まる学習会代表の高濱正伸さんの著書『国語の力を親が伸ばす』を参考に、子どもの“過集中”への対応の仕方を紹介します。

 

■怒鳴っても意味がない

<過集中の子どもは、本やテレビに集中しているときには、横でお母さんが何か言っても、聞こえないのです。お母さんも最初はやさしく言うのですが、3回4回となるとだんだんイライラしてきて「何回言ったらわかるの!」と怒鳴ることになる。そうなって初めて子どもは気づいて、動くのです。>

これ、どこの家庭でもあるのではないでしょうか。何度言っても伝わらない、分からないってこと。でも、これが普通なのです。

子どもが何かに集中している時は、尚更よくあることだと言うのですが、子どもは何かに夢中になっている状態だと、親の言うことを全く聞いていないのです。

こんな時には、ママがいくら大きな声を出しても、怒鳴っても、全然本人には聞こえないので、意味がないそうです。

 

■注意をこちらに向けさせてから話す

<お母さんの側から言うと、「この子は何回言っても聞いてないんです!」ということになります。一方、子どもの側からすると、「お母さんはボクと話す時は、いつも怒っている!」ということになるのです。このすれ違いが非常に多いのです。>

では、どうすれば子どもが、ママの話を聞くようになるかというと、怒る必要は全くありません。

たとえば、子どもの肩にでも手を置いて、注意をこちらに向けさせてから話すようにしたり、目と目を合わせて、話をするようにすれば良いといいます。確かに、これで子どもにも話が一度で伝わるとしたら、ママだって楽ですよね? 怒る必要もないのですから。

過集中の子どもは、見方を変えれば、一つのことに集中できる能力を持った子どもですから、こうした能力は活かしてあげたいところです。

ママがこのことさえ知っていれば、子どもとのコミュニケーションギャップも生まずに済むのです。

 

以上、子どもの“過集中”への対応の仕方でしたが、いかがだったでしょうか? こうしたことは、日常的にどこの家庭でも起こっていることだと思います。

子どもが集中しすぎてママの声が耳に入っていないような時は、このことを思い出して、話しかけ方の工夫をしてみてください。イライライして怒らなくても、一発で伝わるはずですよ。

(ライター 吉田和充)

 

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【参考】

高濱正伸(2010)『国語の力を親が伸ばす』(カンゼン)

 

【画像】

※ JJ pixs / Shutterstock