8割の家庭で不完全な「家の中の震災対策」2箇所とは

by 大山奏 |

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東日本大震災から今日で5年が経ちます。あの日から日本人の災害に対する危機意識はかなりかわったのではないでしょうか。

自然災害を考えるときに、一番に思い浮かぶのが“地震”という人は多いと思います。その地震の被害でいちばん怖いことの一つが“家屋の倒壊”ではないでしょうか。

「自分の家は大丈夫だろうか?」と不安になっている人のために、地震にも耐えられる家の見分け方と家の中での対策方法を、防災アドバイザーの高荷智也さんに教えてもらいました。

 

■1981年6月以降の家はつぶれにくい

高荷さんによれば、

「地震で潰れない家の目安は築年数、“1981年6月1日”以降に認可を受けて立てられた建物を“新耐震基準”とよび、過去の大地震でも即座に倒壊したケースは比較的少なかったです」

とのこと。自分の住んでいる場所が大丈夫かどうかの大まかな判断はここでできそうですね。

そして、

「自宅がこれよりも古い場合は、かならず耐震診断をうけて補強工事などを行った方がいいでしょう」

ということなので、「ヤバい!」と思った場合は早めに耐震診断を受けましょう。

 

■家の中の対策をしている家庭は少数

つぶれない家に住んでいたとしても、地震がおこったときに家具などの下敷きになってしまったり、準備をしていなかったりした結果、ケガをしてしまうというケースも少なくありません。

「大地震に直撃された場合、揺れている最中にできる行動はありません。そのため事前準備で生死が決まります。逆に言えば行動できる程度の揺れであれば、生命の危険は小さいと言えます」

との高荷さんの言葉通り、事前準備はとても大切ですよね。

ですが、防災に関する意識調査の結果では、震災が起こったとき用の準備は多くの人が行っていますが、家の中の対策を行っている人は少ないことがわかります。

具体的にはどのような対策ができるのでしょうか?

「新しい家に住んでいる場合は、(1)背の高い家具や重量のある家電を固定すること(2)窓ガラスや食器棚のガラスなどに飛散防止フィルムをはる、などの対策が必要です」

この2点について、“みんなのプロジェクト“を運営する『オノフ』が行った『防災に関する意識調査』によると、タンスなどに耐震ロックをつけているという人は、18.8%。窓などのガラスにフィルムを貼っているという人は7.8%という現状が明らかに。これでは、家が大丈夫でも危険ですよね……。

今は、ホームセンターなどでも地震対策グッズがたくさん売られています。いつ起こるかまったくわからない地震なので、「明日でいいやー」という気持ちが本当に生死を分けてしまいかねません。対策をしていないという人は、ぜひすぐにできることから対策をしていきましょう。

 

いかがでしょうか? 地震に耐えられる家に住んで、家具などの固定をしっかりしていれば助かる確率は格段に上がります。

怖いから見ないふりではなく、怖いからこそできる限りのことをしておきたいですね!

(ライター 大山奏)

 

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【取材協力】

※ 高荷智也・・・備え・防災アドバイザー。「死なないための防災対策」と「経営改善にもつながるリスク管理」のポイントを解説するフリーの専門家。地震や噴火といった自然災害、新型インフルエンザなどの感染症、テロ・金融危機などの社会不安まで、個人と家庭が行うべき事前対策と事後行動を詳しく紹介。分かりやすく実践的なアドバイスに定評があり、テレビ・新聞・メディアなどへの出演多数。運営サイト『備える.jp

 

【参考】

みんなのプロジェクト「防災」に関する意識調査 – オノフ

 

【画像】

※ yankane / Shutterstock