衝撃の事実!「眠気覚ましにコーヒー」は逆に眠くなる

by 中田綾美 |

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「眠るな! 今寝ると死ぬぞ!」と雪山の遭難ではありませんが、試験の直前や仕事がたまっているときなど、徹夜しなければならない状況で、あなたは睡魔とどう戦いますか? 眠気覚ましといえば、“コーヒー”に頼る人がきっと多いでしょう。コーヒーを飲むと、カフェインの作用で一時的にシャキッとしますもんね。

でも、実は徹夜するときにコーヒーを飲むとかえって能率が落ちるという恐ろしい事実をご存知でしょうか? 栄養士・食事カウンセラー・フードアナリストの笠井奈津子さんの著書『甘い物は脳に悪い』をもとに、コーヒーの意外な副作用を紹介したいと思います。

 

■コーヒーを飲むとかえって眠くなってしまう

コーヒーがなぜ徹夜作業に向かないのかというと、コーヒーには“利尿作用”があるから。コーヒーをがぶ飲みすると、その後、頻繁にトイレに行きたくなる……という心当たりはないでしょうか?

頻繁にトイレに行くと、単に“作業が中断される”だけでなく、身体にも悪影響を及ぼします。身体からどんどん水分が排出されて、水分不足に陥るのです。水分不足になると、血流が滞ることによって、身体のだるさや眠気がもたらされてしまいます。

つまり、眠いときにコーヒーを飲むと、一時的にシャキッとするものの、しばらくするとまた睡魔に襲われてしまうのです。それで、また眠気を飛ばそうと次から次へとコーヒーを飲んでも、利尿作用はそのたびに働くので、ますます身体がだるくなり、眠気が増すという悪循環にしかなりません。

そもそも、コーヒーのカフェインは、継続的な疲れを回復させる栄養素ではなく、交感神経を刺激して、疲れたという感覚を麻痺させるだけのもの。“徹夜してでも頑張らなければならない”という大事なときに、そんなまやかしに頼るというのは、賢い選択肢とはいえません。

 

■徹夜作業を乗り切るためには?

徹夜作業にコーヒーなどのカフェイン飲料はNGということはおわかりいただけたかと思います。徹夜作業中に、だるくなったり、眠くなったりしないためには、体内の水分を保つために、カフェイン抜きの飲み物をとるほうがいいでしょう。

なお、カフェイン抜きの飲み物であっても、甘い飲み物やスポーツドリンクは、血糖値の急激なアップダウンを招き、脳のはたらきを阻害することがあるのでオススメできません。

飲むとすれば、水。あるいは、ノンカフェインの麦茶、黒豆茶、甜茶、杜仲茶などがいいでしょう。

 

以上、コーヒーの意外な副作用をお届けしましたがいかがでしたか? これからは、シャキッと気合を入れたいときこそ、コーヒーは控えてくださいね!

 

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【参考】

笠井奈津子(2011)『甘い物は脳に悪い』(幻冬舎)