夫の「仕事でのストレス」癒されるどころか倍増する家族の接し方3つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

pixta_8918862_sご主人の仕事はどういった業種ですか?

このたび厚生労働省から発行された『平成28年版過労死等防止対策白書』では、業種によって過労死の割合の高いもの、適切なメンタルヘルス管理がなされていないものなどが示されました。

仕事は家庭に持ち込まないという意志の固いご主人をお持ちの方は、ご主人が
普段仕事のどのような部分でストレスを抱えているのか把握するのが難しいことと思います。

そこで今回は、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種(マスター)を持ち、80人の事業所の中でメンタルヘルス・マネジメントを実際に行っている女性にお話しを伺ってきました。

仕事のストレスを癒すはずの家庭で、“かえってストレスを倍増させ疲れさせてしまうNGメンタルヘルス管理”について具体的な例を挙げていただいたので、チェックしてみてくださいね。

 

■1:無関心

ご主人が仕事から帰ってきて、あなたにどういった話をしているでしょうか。

仕事の話はそこまでしない男性もいると思います。もしもご主人があなたになんらかの話をしてきた際、興味を示してあげないととてもキケンです。

厚生労働省が発表した『平成28年版過労死等防止対策白書』によると、“自分の仕事や職業生活でのストレス等について相談できる人がいる”とする労働者の割合は 90.8%。

相談できる人がいると答えた人が挙げた相談相手(複数回答) は、「家族・友人」(83.2%)が最も多く、次いで、「上司・同僚」(75.8%)という結果になっています。

家族が相談相手になってくれないということは、相談する相手が減ってしまうということ。つまり、ストレスをため込むことへつながってしまうのです。

「なにをされると一番辛いかというと、否定されることではないんです。パートナーに無関心でいられることが何よりも辛いんです。

話してくれたときは、親身になって聞くことがなによりの癒し。答えを出そうとするわけではなくても、パートナーの気持ちに寄り添うことがなによりも大事だと覚えていただければと思います」

主婦は忙しく、ご主人の長い話に付き合うのも一苦労かもしれません。

でも、そこで仕事のストレスを軽減させることが出来るか出来ないかが決まります。ご主人を守るためにも、話には付き合ってあげましょうね。

 

■2:「うまくいってる?」と聞く

ご主人の仕事が滞りなくうまくいっているかどうかは、妻としても気になるところ。でも、そこをストレートに聞いてしまうとプレッシャーを与えてしまうことにつながります。

「うまくいってるの? と嫁から聞かれると、うまくいってるよとしか答えられませんよ。心配させるわけにはいかないし」(20代男性・営業職)

「仕事が終わらなくて残業続きだと、嫁も心配してきます。どうしたの? うまくいってないの? と。心配かけて申し訳ないって気持ちと、うまくいってないんだと打ち明けられない苦しみでいっぱいになります」(30代男性・研究員)

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ級保持の女性は、トラブルを抱える人の心情についてこう述べています。

「子どもの頃、友達とうまくいっていないことを親に打ち明けるのって勇気が要ることだったと思います。いじめられた経験のある人でも、その事実を親に打ち明けることが出来るのはほんの一部かと。

職場でのパワハラ・モラハラは多いというのが現状で、受け手がそう感じた時点で大きなストレスになります。トラブルを抱えて仕事がうまくいっていなくても、それを奥さんに話すということはものすごく勇気が要ること。話して余計に心配をかけてはいけない……という心理が働くのです。

したがって、ご主人が話を切り出しやすいように“うまくいっている前提”で聞いたり、“うまくいってなきゃ困るという価値観”で話を進めたりしないことを心がけていただきたいです」

職場のパワーハラスメントの問題については、近年、全国の総合労働相談コーナーへの「いじめ・嫌がらせ」の相談件数が増加するなど、社会問題として顕在化しています。

実際に、総合労働相談コーナーにおいて民事上の個別労働紛争に係る相談を平成27年度中245,125件受け付けている中で、職場での「いじめ・嫌がらせ」に関する相談受付件数は、66,566件だったそうです。

相談内容として最多になっている職場での「いじめ・嫌がらせ」を家族に打ち明けるのは、すごく勇気が要ることです。少しでも話しやすい空気を作ることが大事だということがわかります。

 

■3:ストレスの受け皿になっていない

つまり、家族の支えがなによりもストレスを受け止めてくれます。家庭で出来るメンタルヘルス管理としては、ご主人の話を聞き流すことなく、なんでも話しやすい空気を保つことが重要だということがわかりました。

メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合は、平成25年のデータでは60.7%。平成24年の47.2%より上昇しているとはいえ、まだまだ十分とはいえない状況です。

ご主人を守るためには、職場での相談体制の改善を望むよりも、まずは家庭でのケアを徹底することが大事そうですね。

 

いかがでしたか?

ご主人が仕事をイキイキ続けるためにも、妻として心身の健康は気になるところ。メンタルヘルス管理のため、夫婦の会話に磨きをかけてみてはいかがでしょうか。

(ライター 清水希枝)

 

【関連記事】

※ 離婚の危機も!お金の事で「妻にカチン」ときた発言…夫が激オコな1位は

※ 我が子は可愛いけどイライラ「ストレスを溜めやすいママ」のNG子育て3つ

※ なんとスイーツも!食べ過ぎると「うつがひどくなる」危ない食品5つ

 

【Specialコンテンツ(PR)

※ 【FPが解説】徹底比較!食洗機と手洗い、お得なのは…

※ これは衝撃!秋冬の●●をやめるとおこる「シミ・リバウンド」とは

※ たったの15秒で・・・一味違う「幹細胞コスメ」がすごい!

 

【参考】

※ 平成28年版過労死等防止対策白書 – 厚生労働省

 

【画像】

※ Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)

tagタグ一覧