弁護士が警鐘!「DV夫」は幼少期の家庭環境が大きく影響している

by 姫野ケイ |

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離婚の原因として多い夫のDV(ドメスティック・バイオレンス)。DV夫になってしまう人は、育った家庭環境に問題があるという説があります。果たして、どのような家庭環境で育った人がDV夫になるのでしょうか。アディーレ法律事務所の島田さくら弁護士にうかがいました。

 

■DV夫にはさまざまなタイプがある

「一口に“DV夫”と言っても、ろくに働かず酒ばかり飲んで“家でも外でも暴れるようなタイプ”から、“外では優しく紳士的な医者や弁護士でありながら家では一変して暴力をふるうタイプ”まで様々です。DV夫の特徴はある程度偏っていますが、その人格を作り上げた要素は人それぞれです」

家でも外でも暴れるようなDV夫は周りからすぐに気付いてもらえそうですが、外では紳士的な振る舞いをしているDV夫だと、妻だけがいつまでも悩むことになりそうです。

 

■DV夫自身もDV家庭で育っていることが多い

「あえて家庭環境の特徴を挙げるとすれば、DV夫自身もDV家庭で育っていることが多いように思われます。父親が当然のように母親に怒鳴る、あるいは殴る蹴るの暴力をふるう様子を見て育つと、暴言や暴力によってパートナーを思い通りに動かすということをごく普通に受け入れてしまうのかもしれません。

一方、父親や暴力を憎みながら育っても、ふとしたきっかけで父親の暴力気質が自分にも遺伝しているのではないかと思い悩み、意識し過ぎるあまり、結局自身もパートナーに手を挙げてしまうということもあります。

いずれにせよ、幼少期に日常的に暴力を目の当たりにしてきた記憶は鮮烈なものとして、その後の人生に影響してくるようです」

幼少期に起きた出来事がDVであった場合、それが良いことなのか悪いことなのか正しく判断できない可能性もありますよね。

 

■物理的な暴力だけがDVではない!

「また、DVといっても物理的な暴力だけではありません。家計を厳しく管理し、妻を働きにいかせない。交友関係を細かく管理し、親兄弟との連絡すらとらせない。揚げ足を取ってはののしる。無視をする。これらも立派なDVです。

母親が父親に過度に管理されている状況を当然と思って育ち、自分が家庭を持つ際にも、どこかで妻を下に見ている、自分に従うものだと思っているというところからDVが始まるのでしょう」

物理的な暴力以外は、DVだと思っていない場合が多く、苦しんでいる方もいるのではないでしょうか。

 

DV夫を見抜くためには、彼の家庭環境を探る必要も予防法の一つかもしれません。また、“物理的な暴力だけがDVではない”ということも頭におき、苦しんでいる場合は早めに周りの方に相談してくださいね。

 

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【取材協力】

※ 島田さくら・・・弁護士法人アディーレ法律事務所 所属弁護士(東京弁護士会所属)。自身の過去のオトコ運の無さからくる経験(元カレからのDVや、妊娠が発覚した翌日にカレから別れを告げられたこと)をもとに悩める女性の強い味方として男女トラブル、さらには労働問題などを得意分野として多く扱う。シングルマザー弁護士として、相談者の悩みを解決するかたわら、家庭では子育てに奮闘している。サイト「弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド