自覚症状なく進行することも!50歳をすぎたら要注意「骨粗しょう症」の予防法

by 川口沙織 |

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皆さんは、日ごろ“骨密度”を意識していますか? まだ若いから大丈夫、と思っていませんか?

特に、若い頃にしっかりスポーツなどをしていた方は、「骨密度は、自分は大丈夫」と思っている方が多いかと思いますが、女性の場合、50歳を過ぎた頃から骨量がガクッと減ってきます。

歳をとったから、運動できなくなったから、と思われるかもしれませんが、実は、この骨量の減少には“女性ホルモン”が大きくかかわっています。

骨密度が減少して老年期に骨粗しょう症になると、簡単に骨折してしまうこともありますから、できるだけ予防したいもの。

では、どうして50歳ごろから骨量が減るのでしょう。そして、骨粗しょう症にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、バイエル薬品が運営するサイト『更年期のココロエ』を参考に、更年期以降の骨粗しょう症とその予防法についてお伝えします。

 

■エストロゲン欠乏で病気のリスクが高まってしまう

更年期の女性の体では女性ホルモンの一つ“エストロゲン”の分泌が減り、50歳ごろの閉経から急激に低下します。

閉経をはさんだ更年期に起こる心身の不調、“更年期障害”は、主にこのエストロゲンの欠乏によるものです。このエストロゲンの欠乏ですが、実は更年期の不調をもたらすだけではありません。

更年期以降、老年期にかけてエストロゲンの欠乏が続くと、骨粗しょう症、高脂血症や動脈硬化などの生活習慣病、認知症など、健康を脅かすさまざまな疾患にかかるリスクが高まるといわれています。

女性の場合これらの疾患は、単なる加齢が原因ではなく、実はエストロゲンの欠乏も関わっているのです。

 

■更年期からは、骨粗しょう症に要注意!

こうしたリスクの中でも、自覚症状があまりなく、気づかないうちに進行している骨粗しょう症”には注意が必要です。

骨粗しょう症とは、骨強度が減少して、骨折の危険性が高まった状態のことをいいます。

女性の生涯における骨量の変化は、成長期に増加して30歳頃にピークを迎え、その後は低下するといわれています。

古い骨を溶かして新しい骨をつくる、バランスのとれた“骨代謝”には、エストロゲンが深く関係しているのです。

そのエストロゲンが低下する閉経後には、骨密度は著しく減少し、骨質が劣化してしまいます。

骨粗しょう症になってしまうと、骨が軽石のようにスカスカになり、骨がもろく折れやすくなります。

老年期に骨折すると、寝たきりになってしまうこともあるので、油断できない病気なのです。

 

■若いうちから考えたい、骨粗しょう症予防

骨密度の減少をおさえ、骨粗しょう症を予防するには、できるだけ若い頃から、食事や運動に気を配ることが重要です。

食事では、カルシウム、そしてその吸収を助けるビタミンDを多く含む食品をとることが予防につながります。

カルシウムというと乳製品のイメージが強いですが、他にも、大豆、小魚、緑黄野菜、海草などにも多く含まれています。

食事だけでなく、骨を丈夫にするためには運動も大切です。運動で骨に適度な力がかかると、骨が強くなると言われています。

骨のためには、負荷の大きい運動でなくとも、ウォーキング程度でも十分なので、若いうちから、毎日の運動を続けてみましょう。

また、更年期から、エストロゲンを薬で補うHRT(ホルモン補充療法)を行うことも、骨量を維持し、骨粗しょう症を防ぐ効果があるといわれています。

ただし、HRTにはリスクや副作用もありますので、信頼できる婦人科のお医者さんに相談し、納得できる説明を受けてから始めてください。

 

いかがでしたか。閉経の平均年齢は約50歳で、これは昔からほとんど変わらないそうですが、女性の平均寿命は、今や87歳くらいにものびています。

ということは、単純に考えると、現代の女性は、閉経後、30年以上エストロゲン欠乏の状態で過ごすということになります。

更年期以降のエストロゲン欠乏によるリスクについては、早めに知っておき、若いうちから、骨粗しょう症や生活習慣病を予防できるライフスタイルを考えておいた方がいいかもしれません。

(ライター 川口沙織)

 

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【参考】

更年期のココロエ – バイエル薬品