65%がドライアイ!症状が重くなるほど「主観的幸福度」が低くなると判明

by 大津留ぐみ |

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寒くなって暖房が欠かせない季節。でも、どうしても空気が乾燥してしまいますよね。ご家庭やオフィスでも、加湿器が欠かせないという方もいるはず。

でも、乾きやすいのは肌だけではなく“目”も同じなんです。“すでにドライアイの治療を受けている”または、“病院に行ってはいないが目が痛くなるなど症状を感じている”という方も多いことでしょう。

今回は冬になると悪化するドライアイについて、ドライアイ研究会と参天製薬株式会社の共同研究『Osaka Study』を参考に、ドライアイが原因で、“女性のQOL(主観的幸福度)が低下している”事実と、意外や意外、“ドライアイとメタボの関係”について、お伝えしたいと思います。

 

■「ドライアイで働けない…」平均して年3日間の欠勤! 

現代病とも言われている“ドライアイ”ですが、涙の量や成分に異常があり、目の表面が傷ついてしまう疾患です。

一般的に環境要因が強く影響しているといわれ、パソコンやテレビ、スマホなど、モニターを長時間見なければならない現代人特有の生活スタイルが、ドライアイの原因だといわれています。

オフィスワーカーに対してドライアイの専門医が調査を行ったところ、なんと約65%の人がドライアイ確定、またはドライアイの疑いがあると診断されました。

「オフィスで働く以上モニターを見るのは当たり前」と、諦めている方も多いですよね。ところが、ドライアイが原因で、労働生産性が低下しているという研究結果がでているのです。

一人当たりの時間に換算すると、なんと“1年間で約3日間欠勤した”のと同じ損失が発生していることがわかりました。社会人として、たかがドライアイと放置できる問題ではなくなってきたようです。

 

■ドライアイになるとQOLが低くなる現実

ドライアイは今やただの目の病気ではなく、仕事や生活に大きく影響を与える問題になっています。

同研究では、ドライアイ患者に対して、QOL(主観的幸福度)の調査も行われました。この結果、ドライアイの症状が重くなるほど幸福度が低下することが分かりました。

労働生産性の低下が、過去・現在・未来の人生に対する満足度を下げていると考えられます。

そして実は、ドライアイの罹患(または罹患疑い)率ですが、男性の60.1%に対して、女性は76.5%と、圧倒的に高いという結果が出ています。

もともと女性は、結婚・出産・育児とライフステージの変化が激しく、心身共に影響を受けやすい環境にあります。今後社会進出するうえで、さらにドライアイによるQOLの低下が指摘されたとなると……心身への負担はより大きくなってしまいます。

 

■ドライアイとメタボは同じ人がなりがちな病気

また、同時に40歳以上の人を対象に、メタボリックシンドロームと涙液分泌量の相関関係についても調査が行われています。

これにより、メタボリックシンドロームの人は、そうでない人に比べて“涙の量が少ない”ことが分かりました。

この2つの原因とされているのが、どちらも“運動量が少ない”ということです。全身の不健康が、様々な病気を引き起こす原因になっているようです。

 

以上、ドライアイが原因で特に女性のQOLが低下していること、また、メタボとの関係をご紹介しましたが、いかがでしたか?

ドライアイにならない・悪化させないために、日頃から注意が必要ですね。

オフィスなら、パソコン作業中に、意識的にまばたきをしたり、空調が直接顔に当たらないようにしたり、加湿器を利用して対抗策を講じてみましょう。

いろいろ試しても症状が改善しない方や午後や夕方に特に症状が表れる方は、すでにドライアイになっている可能性が大です。仕事や実生活に影響が出る前に、早めに眼科受診を行い、適切な治療を受けましょう。

(ライター 大津留ぐみ)

 

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【参考】

Osaka Study「ドライアイは労働生産性の低下やQOLへの影響をもたらし涙液や運動量の減少など“メタボ”との関連も」 ‐ ドライアイ研究会 / 参天製薬株式会社

 

【画像】

※ Ushico / PIXTA(ピクスタ)