「体にいいイメージがあるけど」実は食べ方次第で逆効果になる食べ物4つ

by 望月理恵子 |

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「病気の予防によい」と言われている食品はたくさんあり、ひとたびメディアで取り上げられると次の日には品切れになることも、多々ありますね。

体に良いものならば、是が非でも口にしたいのが人間の心理。しかし、本当にその食品は「良いこと」ばかりなのでしょうか……?

今回は管理栄養士の筆者が、ちまたで“良い”と言われている食品のメリットデメリットをご紹介致します。

 

■1:高齢者はOKでも中年期までは気を付けたい“肉”の摂取

65歳以上の人は、食事量や筋肉量が減ってきている人が多く、 “肉”のような動物性高タンパク質を多くとることが、がん予防に関与すると言われています。

しかし、50~65歳の中年期に肉や魚などの動物性タンパク質を豊富に摂取すると、逆に“がんリスクが高まる”ことがわかっています。ですので、中年期は、大豆や豆腐、納豆などの植物性タンパク質を優先して摂るのがオススメです。

WHOによると、肉でも、赤肉や加工肉の摂取は大腸がんのリスクを上げてしまうので食事に取り入れる際に気を付けたいですね。

お肉が大好きな人でも、赤肉は調理後の重量で週に500g以内、加工肉はできるだけ控えるようにするといいですね。

 

■2:心臓機能を高めるワインが“がんリスク”を上げてしまう

「フランスでは赤ワインを飲むから心疾患が少ない」ということで、日本でも大ブームとなりました。

確かに、グラス2杯ほどの赤ワインは心疾患予防効果があり、少量のワインを飲む人は、全く飲まない人より心不全になるリスクが低いことがわかっています。

これは、赤ワインに含まれている“ポリフェノール”の働きが良い影響を与えているから。

しかし、赤ワインには15%前後のアルコールが含まれているため、“肝臓”にダメージを与えます。他にも、体内に入る時に通る、喉や食道にもダメージを与え、がんリスクを高めます。

飲めない人が無理に「健康のため」と思って飲むのはオススメできません。

飲める人も適度な飲酒量で、ビールなら中ビン1本、日本酒なら1合、チューハイ(7%)なら350mL缶1本までにしておくといいですね。

 

■3:頭をスッキリさせるコーヒーも飲む量次第

目覚めに、会議の前に、集中したいときに……などリフレッシュするために1日に何杯もコーヒーを飲んでいませんか?

コーヒーを1日3~4杯飲む人は、全く飲まない人に比べ、心疾患や脳梗塞のリスクが少ないとわかっています。しかし、1日に5杯以上飲むとリスクが上昇することもあります。

コーヒーにはカフェインも含まれており、体質によってはカフェイン中毒のリスクも考えられます。妊婦さんの場合は2杯ほどにとどめ、ふつうでも多くて4杯ほどにしておくといいですね。

 

■4:和の朝食代表、鮭もがんリスクあり!?

“魚は健康”というイメージがありますが、特に鮭の赤い身は“アスタキサンチン”という抗酸化物質が豊富なため、がん細胞に打ち勝つ元気な細胞を作る働きをしてくれます。

確かに鮭のアスタキサンチンはがん予防に働きますが、朝食でよく食べる辛口の塩鮭には塩分が1切で5gも含まれています。

これは、男女とも1食で摂る塩分量をはるかに超えています。塩分の摂り過ぎは胃がんリスクを高めてしまいます。

鮭のアスタキサンチンは良いものですが、カニやエビなどにも含まれていますし、どうしても鮭を食べるのであれば甘口の塩鮭を少量か、生の鮭を買って、自分で塩分を調整しながら料理するといいですね。

 

いかがでしたか。今回は健康に良いと言われていても、食べすぎれば病気リスクを高める食品についてご紹介致しました。

残念ながら、今ある食品で「これだけ食べていれば病気にならない」という食品はありません。良いと言われている食品を取り入れながら、色々な食品をまんべんなく食べることが一番の“病気予防”になりますので、偏りすぎに気をつけてくださいね。

(ライター 望月理恵子)

 

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