美味しいだけじゃない!がん予防に食べたい「きのこ」について

by 大津留ぐみ |

健康・病気, , ,

厚生労働省が発表している、『平成27年人口動態調査』によると、死因の1位は“がん”でした。

がんになる原因としては、飲酒、たばこ、運動不足、食生活などがあげられます。家族の健康を守るために、妻として母として真っ先にできることは、食生活の見直し。

そこで今回は、がん予防に食べたい食材“きのこ”について、きのこの専門企業・キノックスの木村栄一常務取締役にお話を伺いました。

 

■がん予防のカギとなる“βグルカン”とは

きのこが生えているところを見たことはありますか? きのこは原木と呼ばれる木からニョキニョキと生えています。

また、きのこは木のセルロースという物質を分解して成長します。そのセルロースを分解してできたのが、“βグルカン”です。よって、きのこを食べるのは“木を食べるのと同じ”といわれるそうです。

食物繊維の一種であるβグルカンは、腸内環境を整え、自己免疫力を高める効果や、免疫細胞に働きかけて、がん細胞を攻撃する働きがあるといわれています。

 

■1日の適量はどれくらい?

目安としては、1日50gを毎日とるのがよいそうです。

“きのこ”と言っても様々な種類がありますが、例えば“なめこ”に関しては、キノックスのHP『なめこのヘルシーメモ』によると、

<国立がんセンターで行った、水溶性の食物繊維やβ‐グルカンが含まれている子実体の熱水抽出物をマウスに投与した試験結果では、移植したがん細胞の増殖を阻害する作用があり、メシマコブやマツタケに次いで高い阻止率を示すことが確認されております。>

とのことです。つまり、がん細胞の増殖を阻害する作用の阻止率順に並べると、以下のようになります。

1位:メシマコブ

2位:マツタケ

3位:なめこ

普段の生活で取り入れるなら、手に入りやすさも価格も、“なめこ”がいいですね。

 

■なめこは、あのヌメリが大事!

<「なめこ」の粘液を取り除いた試験では機能性効果が認められなくなることから、機能性のポイントは、粘液体(ヌメリ)にあると言えそうです。そのため、ヌメリを逃がさない料理を心掛けることが何よりも大切です。>

食べ方としては、粘液(ヌメリ)を汁ごと食べられる“汁物”や“和え物”が最適のようです。

ヌメリを取り過ぎると「なめこ」の持ち味が失われ、栄養価も低下してしまいますので注意しましょう。

ヌメリをとるなら、ゆでた後の水洗いは、ヌメリが落ちてしまうのでNGです。

買ってきたなめこの場合、乳酸菌の酸味があるので下処理の水洗いが必要になりますが、一晩ヒタヒタの水につけて冷蔵庫に入れておくとヌメリが復活します。ぜひお試しください。

 

以上、がん予防に食べたい“きのこ”についてお伝えしました。身近な食材ががんの予防になるかもしれないならば、きのこが食卓に上がる回数が増えそうですね。お値段的にも毎日の生活に取り入れやすいので節約にもなり、一石二鳥ですね。

(ライター 大津留ぐみ)

 

【取材協力】

株式会社キノックス・・・創業1958年、宮城県仙台市に本社・研究所をもつ。種菌及び各種きのこ栽培資材の販売ならびに、栽培技術指導を行う、きのこのスペシャリスト企業。新品種の開発と保存技術の研究並びに、栽培技術の研究も行う。

 

【関連記事】

※ 「体にいいイメージがあるけど」実は食べ方次第で逆効果になる食べ物4つ

※ 辛い痛み…偏頭痛もちの人は避けたほうがよい食べ物3つ

※ アレは避けなきゃダメ!休肝日にすべき「肝臓デトックス」簡単3ステップ

 

【Specialコンテンツ(PR)

※ 知らなきゃ離婚問題に!? 夫婦で要チェック「更年期の基礎知識と対策」

※ たったの15秒で・・・一味違う「幹細胞コスメ」がすごい!

※ これは衝撃!秋冬の●●をやめるとおこる「シミ・リバウンド」とは

 

【姉妹サイト】

※ 15分で完成!秋が旬…働き美女子の「きのこのローカロリーレシピ」3つ

 

【参考】

※ 平成27年人口動態統計 – 厚生労働省

※ なめこのヘルシーメモ – キノックス

 

【画像】

※ 写真提供:株式会社キノックス