今更聞けない…給与から控除されている社会保険料って一体何?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

新入社員のとき給与明細をもらって、「どうしよう、意外と手取り額少ないな……」と焦ったことはありませんか?

給与からは、所得税が天引きされていたり、社会保険料が控除されたり、財形をしている方だとその分が控除されていたりします。

控除される金額は、会社が従業員に代わって立て替え払いしてくれているものだったり、あなたの将来のためになる、必要なお金です。

今回は、公認会計士有資格者の筆者と一緒に、知っていれば納得する、“給与から控除されている社会保険料”のイロハの「イ」を学んでみましょう。

 

■社会保険の枠組み

社会保険は、労働者に万一のことがあったときに、生活や医療費の一部を社会保険で賄ってもらうために、みんなで支え合っている制度です。

あなたの将来に役立つものなので、社会保険の種類を知り、どういう意味のお金が控除されているのか理解しておきましょう。

社会保険(広義)・・・(1)社会保険(狭義)、(2)労働保険

(1)社会保険(狭義)・・・医療保険、年金保険、介護保険

(2)労働保険・・・労災保険、雇用保険

 

■医療保険のイロハ

社会保険の中でも身近な“医療保険”について詳しく見ていきましょう。医療保険は、会社員の場合、次のようになります。

(1)会社員のとき・・・健康保険

(2)退職などで会社の健康保険をやめたとき・・・国民健康保険

(3)75歳以上・・・後期高齢者医療保険

保険料は、被保険者の月収と賞与に保険料率を乗じて、会社と被保険者が半分ずつ負担します。つまり、お給料からは半分が控除されていることになります。

病院窓口で支払っているのは医療費全体のうちの3割だけ。健康保険に加入していないと、全額負担することになりますので、ちょっとやそっとの病気では、病院に行けないなんてことにも……。

 

■会社を退職するときの注意点

健康保険と国民健康保険では、給付の範囲が異なります。健康保険だと給付される“出産手当金”や“傷病手当金”は、国民健康保険だと給付されません。

会社をやめるときは、自分で保険に加入したり、貯金をして必要資金をためておくなど手当てが必要です。

また、退職をして健康保険から脱退した場合、国民健康保険になりますが、年収が高い状態でやめると高額な負担になります。

この点、健康保険には任意継続制度があり、全額自己負担ですが、最長2年間継続して加入することができます。

なお任意継続の場合、退職日の翌日から20日以内に申請が必要です。どちらがおトクか確かめたうえで、早めに手続きをするようにしましょう。

 

以上、社会保険料の概要と、医療保険にスポットを当ててご説明しました。

会社をやめると、今まで払っていないお金を自分で払うことになり、無職の上に社会保険料の支払いで、家計を圧迫することになりますので、会社で控除してくれるのは、実はありがたいことかもしれませんね。

(ライター 大津留ぐみ)

 

【関連記事】

※ どこで差がつく!?「お金が貯まるor貯まらない」夫婦の違い3つ

※ 2位年齢「住宅ローン審査に落ちた…」思い当たる融資不可の理由1位は

※ 野菜が高い今安く買うには?FPが教える「価格高騰に負けない節約技」4つ

 

【Specialコンテンツ(PR)

※ 【体験レポ】あなたは何タイプ? 頭皮に合わせたケアがいま主婦に話題

美魔女のキレイの秘訣!? あの高級食材をつかった美容術

※ たったの15秒で・・・一味違う「幹細胞コスメ」がすごい!

 

【姉妹サイト】

※ 知らないとソン!? 給与明細の「社会保険料」にまつわる悔しい落とし穴

tagタグ一覧