遠出する年末年始はピンチ!「泥棒」に入られるリスクを回避する方法

by 清水希枝 |

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年末年始の長期休暇を利用して実家に帰省したり旅行したり……と、長期間自宅を留守にする予定のある方もいるのではないでしょうか。

しかし、長い間家を留守にするということは、空き巣に入られるという大きなリスクを抱えるということ。

そこで今回は、警察庁のデータをもとに、泥棒被害がどのくらいあるのかを紹介します。

さらに、警察庁が運営する『住まいる防犯110番』を参考に、住宅侵入によって窃盗被害に遭わないためにどう対策をとるべきかも考えていきますので、ご自宅をチェックしてみてくださいね。

 

■住宅への侵入盗の検挙件数は、厳しい

警察庁が発表している『平成28年警察白書』の“統計2-8 重要窃盗犯の手口別認知・検挙状況(平成24~27年)”によると、住宅を対象とした侵入盗の総認知件数は、平成27年で46,091件となっています。

4万戸を超える住宅が泥棒の被害にあっているというのは、意外に多いと感じるのではないでしょうか。1日あたり、約126件ものご家庭が窃盗の被害に遭っているのです。

そのうち平成27年の検挙件数を見ると、25,346件となっています。計算すると、約55%が検挙されているものの、残りの45%に至っては泣き寝入りとなっているということがわかります。

それだけ、住宅侵入の窃盗犯が捕まりにくいということが推察できますね。金品を盗まれないこと以前に、“住宅に侵入させないこと”を徹底することが大きなカギになりそうです。

 

■重要なのは、“いかに留守中に警戒をするか”

次に、警察庁の『住まいる防犯110番』、“データで見る侵入犯罪の脅威”をみてみましょう。

侵入窃盗の発生場所別認知件数をみると、住宅が59.0%(うち一戸建住宅が41.6%、3階建以下の共同住宅が12.9%、4階建以上の共同住宅が4.6%)と最も多くなっています。

事務所や飲食店、ホテル・旅館などをおさえて“住宅”がトップであることから、住宅は窃盗犯に一番狙われやすい場所であるということがわかります。

侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が約3分の1を占め、36.4%。居住者がいる状態での窃盗(居空き)や居住者の就寝中に侵入しての窃盗(忍び込み)よりも、“留守宅への侵入”が断トツで多いのです。

 

■泥棒はどこから入ってくるのか?

また、同『住まいる防犯110番』の“手口で見る侵入犯罪の脅威”によると、一戸建て住宅への侵入手段として最も多く挙げられたのが“無締り”箇所からの侵入。その割合は5割にのぼることから、“鍵のかけ忘れ”は命取りになります。

戸締りと聞くと“玄関扉”をイメージしてしまいがちですが、泥棒はトイレの小さな窓や2階の窓でも無施錠であることを知ると侵入口にします。

自宅の庭を整備しておらずに植え込みがボーボーになっている場合や、雨どいに返しを付けていない場合は、2階以上の窓でも気を付けなければなりません。

また、せっかく鍵をかけても“もしものために”と合鍵を自宅の植木鉢の下といった場所に保管している場合は危険です。あっさりと泥棒に見破られてしまい、堂々と犯行させてしまうことにつながります。

次に多い侵入手段が“ガラス破り”による侵入です。ガラスの厚みや構造によって、割りやすいものや割れにくいものがあるので、自宅の窓ガラスを確認しておきましょう。

また、「マンションの高層階だから大丈夫!」などと、安心してしまわないように気をつけなければならないそうです。

泥棒には屋上から侵入する手口もあり、マンションは全戸同じ窓やカギだと把握されているため、メインのオートロックをすり抜けさえすれば泥棒的にはパラダイス……。マンション住まいでも、油断は禁物です!

 

■泥棒に「ここはやめておこう」と思わせるには?

監視カメラの設置のようにたくさんのお金が必要になる防犯対策ではなく、すぐに出来る“泥棒が入りにくい住宅作り”をご紹介していきます。

まず、植え込みがボサボサになっている場合は庭の手入れをしましょう。泥棒にとっての格好の目隠しとなってしまいますので、庭が整備されている状態の方が空き巣が侵入しづらくなります。

洗濯物を外に干さないことも重要なポイント。洗濯物からは、住んでいる人の年齢層や家族構成、性別などの情報を把握されてしまうので危険です。できれば室内干しを日常にして、行動パターンを読まれないようにしたいですね。

また、ピッキングに強いシリンダーを付けることによっても、防犯対策になりますし、補助錠を窓やサッシに付けることで侵入する時間を稼ぐことができます。

時間がかかればかかるほど、泥棒にとってはバレてしまうリスクが上がりますので「この家はやめておこう……」と諦めさせることが可能です。

 

いかがでしたか? 意外にも泥棒被害は多く存在するということがわかっていただけたかと思います。

年末年始、家を空ける時期だからこそ気を付けなければなりませんね。安心して帰省や旅行を楽しむためにも、空き巣対策を万全にしておいてくださいね!

(ライター 清水希枝)

 

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【参考】

※ 平成28年警察白書 統計資料 – 警察庁

※ 住まいる防犯110番 – 警察庁