カイロだけじゃない!冬のあったかアイテムに潜む「低温やけど」の危険性

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disposable body warmer

寒い冬、寒さを防ぐためにカイロやこたつ、湯たんぽなど手軽で便利なあったかアイテムを活用する方も多いのではないでしょうか。

それらのアイテムは、手軽に温かさを得られる反面、きちんと注意事項を把握せずに使用を続けると低温やけどを引き起こす可能性があります。

しかし低温やけどといわれても、一般的なやけどと何が違うの? 何を注意すればいいの?と案外知らないことが多いのでは。今回は身近に潜む低温やけどのリスクについて、国民生活センターの情報をもとにご紹介します。

 

■低温やけどと一般的なやけどの違いとは?

この時期によく耳にする低温やけど、通常のやけどとどう違うのでしょうか。一般的なやけどは、高温の熱源に瞬間的に触ったときに起こるやけどのこと。

そして低温やけどは、温かくて適温だと感じる温度といわれている40~60度であっても、長い時間触れていることで起こるやけどのことです。50度の場合約3分間、40度くらいだと約6時間の接触で低温やけどが起こってしまいます。

冬のあったかアイテムであるファンヒーターの吹出口は100℃以上、こたつでも設定によっては60度以上と、低温やけどだけでなく、通常のやけどにもなる温度になってしまいます。

低温やけどは自覚症状なく進行することが多く、皮下組織が壊死してしまうこともあります。

 

■低温やけどが起きやすいあったかアイテムとは?

低温やけどは、カイロや湯たんぽ等の比較的温度が低くても温かいものが長い時間肌に接触することで起こります。

国民生活センターの報告では、使い捨てカイロが、トップで低温やけどの被害が出ています。次いで、ゆたんぽ、電気あんか、こたつと身近なものが続いています。

使い捨てカイロは小さいお子さんからお年寄りまでとても使いやすいあったかアイテムですが、皮膚に直に当てない、就寝中は使用しない、熱いと感じたら使用をやめる等をしっかり守り使用することが大切です。

そして、あったかアイテムは自宅だけでなく、電車やバスでの座席でも低温やけどが起こることが報告されていますので、長時間移動のときは座席を移動したり、立ったりするといいですね。

 

■子どもやお年寄りは特に注意! あったかアイテムでの低温やけど

年末年始のこの季節は、こたつに入って家族みんなで一緒に食事をしたり会話を楽しんだりと団欒の場にもってこい。

しかし寒いからといってこたつの中にずっと入っていると、皮膚の同じ部分に熱があたり、赤い斑点ができたり、水泡ができたりすることもあります。

また乾燥状態や脱水症状を起こすこともあります。汗をかいていないから大丈夫だと思うのは危険です。体温や気温が1度上昇するごとに汗の蒸発量は15~20%上昇するといわれています。こたつに入り続けて体が温められると、気が付かないうちに脱水症状を起こすこともあります。

特に子どもは体がまだ未熟であり、お年寄りは若年者に比べて皮膚が薄く、運動機能や感覚機能が低下しているため、成人よりも重症になりやすいので、周りが注意して姿勢を変える、換気をする、立ち上がる、水分を摂る など声をかけてあげるようにしてくださいね。

 

いかがでしたか。今回はあったかアイテムの低温やけどについてご紹介いたしました。手軽に使えるものですが、使い方を今一度確認して、低温やけどにならないよう、注意してください。特にカイロには細かく注意事項が記載されているので、自分の思い込みで使用せずに記載内容を把握してから使用してくださいね。

もし、低温やけどになったら、早めに病院を受診するようにしてください。大丈夫と思っても、意外と深刻なこともあります。低温やけどを予防しながら快適に使用していきたいですね。

(ライター 望月理恵子)

 

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【参考】

低温やけど – 国民生活センター

低温やけどにご用心 見た目より重症の場合も – 国民生活センター

熱くないのに症状は深刻! 暖房具による低温やけど – 国民生活センター

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