吐かせるorそのままにする?赤ちゃんが誤飲した場合の対処法

赤ちゃんは寝返りが打てるようになると「寝返りだけでこんなに移動したの?」と思うほど行動範囲が広がり、誤飲の危険が出てきます。今回は、うっかり出していると誤飲しやすい物と、もし誤飲してしまった場合の対処法について、看護師さんに教えてもらいました。いざというときに正しい対処ができるように、家にある危険物と照らしてみてください。
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one year old baby lying on towel with washing tools

赤ちゃんが寝返りが打てるようになると、子どもの成長を実感できて嬉しいですね。ですが遠ざけておいた物に触れるようになってしまい、誤飲するのではと心配になります。

特に小さいうちは視覚や触覚以外に口に入れて物を確かめる習性があり、なんでも口にいれて舐めようとします。2歳過ぎるまでは心配で目が離せません。では、どのようなものに注意すると良いのでしょうか。

 

赤ちゃんの気道より小さいものは何でも危険

赤ちゃんにとって、触るものすべてが初めてのものばかり。好奇心旺盛に、見て触って舐めて確かめようとします。

では、どんなものを口に入れやすいかというと、実は気道より小さいものは何でも誤飲の可能性があり、ですので、お母さんが思っているより大きな物も誤飲する危険があるとのことです。

年齢にもよりますが、例えばトイレットペーパーの芯や、ピンポン玉の大きさが目安になるそうです。

誤飲で病院に来るケースで多いのは、たばこ・ボタン電池・薬・紙など。また、髪の毛をとめる小さなヘアピンを飲み込んでしまうケースもあるとのことです。

 

吐かせたら食道を傷つけることも!? 誤飲した場合の対処法

「子どもが誤飲した!?」となると、焦って吐かせようとしてしまいます。ですが、誤飲したものによっては吐かせると食道に傷がついてしまうこともありますので、モノ別に異なった対応をすることが必要です。

(1)タバコ

タバコは吐かせるのが原則です。また、水や牛乳など水分をとるのもNGです。そのままにしておくとニコチンが体内にまわりニコチン中毒になる危険があるので、すぐ受診することが必要です。

(2)ボタン電池

電池は食道や胃に穴をあけることもあります。何も飲ませず、吐かせずに受診してください。

(3)薬

なるべく吐かせるように努力します。吐かない場合は、薬名を確認して病院で確認するようにします。薬は大丈夫な物とそうでない物があるので、自己判断しないようにしましょう。

(4)紙類

基本的に問題はないと言われており、たいていはそのまま排泄されます。もし大量に食べてしまった場合は腸閉塞になる可能性があるので、念のため受診したほうがいいでしょう。

誤飲の場合パニックになると慌ててしまい、吐くか吐かない物かの区別がつかなくなることも多いです。これ以外の物でも無理に吐かせないほうが良い場合があるので、自己判断しないですぐに受診するか、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

また受診するかどうか迷う場合、吐き気や腹痛がある、せき込み始めた、顔色が悪い、声が出せないなどいつもと様子が違う時も病院に行くようにしましょう。

 

以上、赤ちゃんが誤飲しやすいものとその対処法をご紹介しました。

まずは誤飲の危険が減るように、なるべく床にモノが落ちていない状態にしておきましょう。万が一誤飲したかなと思ったら、赤ちゃんの様子に変化がないか見守ってあげるようにしましょう。

(ライター 大津留ぐみ)

 

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