「花粉症対策」いくら使ってる?医療費控除や受診を利用して節約する方法

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“スギ花粉”の季節が到来しましたね! そんな花粉症でお困りの皆さん。この時期、マスクやメガネなどのグッズ、鼻炎薬や目薬など、やけに出費がかさみませんか? 1回あたりの支払額は少なくても、気が付けば万単位の出費になっていたりするものです。

日ごろ節約に励んでいても、花粉症のために、あっという間に節約分が吹き飛んでしまいそうです。というわけで今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が、スギ花粉飛散シーズンを快適に過ごしつつ、出費も抑える方法をお伝えします。

 

1:医療機関を受診して薬を処方してもらう

花粉症の症状を、市販の鼻炎薬や目薬を買ってしのいでいる方は、意外と多いのではないでしょうか。ですが、スギ花粉が多く飛散する数か月の間、市販の医薬品を買い続けて対処すると、かなりの出費になってしまいます。

こうした医薬品の負担を減らすには、医療機関を受診して治療を受け、薬をお医者さんに処方してもらう方がおすすめです。さらに個々の症状に合わせた治療や薬の処方をしてもらえますから、高い治療効果も期待できます。

負担額は保険適用で3割ですから、医薬品代の負担は比較的少なくて済みます。ジェネリック医薬品を選べる薬なら、さらに負担を減らせる可能性があります。

医療機関で薬を処方してもらうときに…

医療機関を受診する場合、何度も通院することが負担なら、薬を1か月分くらいまとめて処方してもらえないか、お医者さんに相談してみるのも1つの手です。通院の回数が少なくできるのならば、その分、治療にかかるお金も少なくて済みますよね。

また、すでに別の疾患で内科や婦人科などにかかっているのであれば、その通院の際に、主治医の先生に花粉症の薬の処方についても相談してみましょう。

 

2:スイッチOTC医薬品の所得税控除を受ける

医療機関の受診をしたくても忙しくて難しい、という方の中には

「今年の花粉症は医療機関を受診せず、市販の医薬品で対処し、“セルフメディケーション税制”による医療費控除の適用を受けよう」

とお考えの方もいると思います。

セルフメディケーション税制をご存知ですか?

この税制は、平成29年1月1日から平成33年12月31日までの間の医療費控除の特例ですが、自分と家族の“スイッチOTC医薬品”の購入額が年間12,000円を超える場合、購入額の一部(最大88,000円まで)が総所得から控除されるものです。

スイッチOTC医薬品とは

スイッチOTC医薬品とは、

「要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品」

のこと。かんたんに言うと、これまで医師の処方がなければ使用できなかったけれど、薬局で買えるようになった医薬品です。

このスイッチOTC医薬品の登場で、効き目の良い薬を医師の処方なしに購入できることになりました。風邪薬や水虫薬、湿布など、さまざまなスイッチOTC医薬品が販売されています。

花粉症についても、今までは医師の処方がなければ手に入れられなかった成分の入った医薬品が、薬局で購入できるようになりました。

対象品目に注意

今年のスイッチOTC医薬品の購入金額次第では、制度を利用できる可能性があります。利用できれば家計が助かりますよね。

ただし、医薬品がすべて対象になるわけではなく、セルフメディケーション税制の場合は、対象品目が決まっています。花粉症の薬を購入する際には、対象かどうかをチェックしてくださいね。

【参考】セルフメディケーション税制対象品目一覧<平成29年2月14日時点> – 厚生労働省

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