最後はいつ洗った?カーテンは二千匹のダニの巣であることが判明

by 坂本正敬 |

健康・病気, , ,

「自分の家にはゴキブリもネズミもシロアリも、幽霊も出ない!」と胸を張れる人は多いと思いますが、ダニが1匹も存在しないと胸を張れますか? ダニはいたるところで繁殖し、布団や枕、カーペットから畳まで、少し深さがある場所ならどこにでも卵を産みつけます。

多くの方が日常的に掃除を行い、布団の天日干しや部屋の換気を心掛けていると思いますが、意外にも何年も放置してしまいがちな個所があります。それはカーテンです。フロアマットやじゅうたんは丁寧に掃除機を掛けるのに、大きく目につくカーテンを、意外にも放置してしまう人は多いのです。

平均的な家庭では1平方メートルに500匹のダニが存在するといわれているので、片面横1メートル×縦2メートルの2枚組みカーテンには約2,000匹のダニが生息する計算になります。

特に幼児がいる家庭ではアレルゲンとなり危険なので、今回はカーテンのダニ駆除に関する基本的な考えをおさらいしたいと思います。

 

■日常的に掃除機をかける

ダニの駆除は、それほど難しくありません。基本的には、毎回の掃除でカーテンに直接掃除機をかければ、ダニは吸引時の衝撃で死滅します。

しかし、ダニの死骸や排せつ物はクリーナーの排気口から室内に拡散されてしまいます。排気循環式や目の細かいフィルター付き掃除機などを使うのが望ましいですが、ない場合は掃除機の排気を外に出しながら吸引しましょう。

幸いカーテンのある場所は窓際なので、窓を開けて掃除機のお尻を表に出し、その状態で吸ってください。特にホコリやフケが舞う地面近くの布にはダニが大量に発生しています。

カーテンの吸引は生地が動くので面倒ですが、放置しておくとそこから部屋中にダニが移動するので他の部分の掃除が台無しになってしまいます。窓を開け、最初にしっかりと掃除機で吸い取ってから他の場所に取りかかってください。

 

■こまめにレールから外し、洗濯をする

面倒かもしれませんが、カーテンは数カ月に1度、レールから外して洗濯機で丸洗いする必要があります。カーテンにはダニだけでなく、ダニの排せつ物やホコリ、フケなどが大量に付着しています。

比較的しっかりと家の掃除をする日には、忘れずにカーテンを洗ってください。1年に3、4回洗濯するとよいと一般的に言われています。

洗濯したついでに部屋の雰囲気を変える目的で、カーテンを別の色にチェンジすると気分も高まってよいかもしれません。何枚かストックを持っておいて、春夏秋冬の季節の変わり目で洗濯&チェンジできれば理想的なペースです。楽しくお手入れができるような工夫をしてください。

 

お手入れが面倒なら、カーテンそのものをやめてブラインドに変えてしまう方法もあります。カーテンはダニの温床だと思って、特にお子さんのいる家庭では注意して、今すぐ対策に取り掛かってくださいね。

 

【関連記事】

楽しい海外旅行が一変!? 蚊やダニによる感染症に注意

子どもの大好きなあの食べ物に「ダニ大量発生」の危険

猫ひっかき病?死亡することもあるペットから感染する病気6つ

救急車を呼ぶべき?放置は絶対NGな子どもの「せき」の特徴8つ

屋外は実は危険!? 天日干しの意外な落とし穴とは

 

【参考】

ダニを減らすチェックポイント ‐ 日本新薬

 

【画像】

Royce Bair (“Star Shooter”)