早すぎてもムダになる!? インフルエンザ予防接種の良い時期とは

by 望月理恵子 |

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だんだんとインフルエンザが流行する季節になってきました。11月に入って沖縄県や岐阜県ではすでに流行し始め、岩手県釜石、秋田県北秋田など局地的にはやっている場所もあります。

インフルエンザは風邪と違って症状が重く、肺炎やインフルエンザ脳症を合併して命の危険を脅かすこともあります。

流行してからでは手遅れになってしまうこともあるからこそ、予防をしっかりしておきたいものですね。今回は、意外と正しく知らないインフルエンザの対策についてお届けしたいと思います。

■基本的なインフルエンザ予防策6つ

厚生労働省では予防策として、以下の6つを挙げています。

(1)流行前のワクチン接種

(2)飛沫感染対策としての咳エチケット

(3)外出後の手洗い等

(4)適度な湿度の保持

(5)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

(6)人混みや繁華街への外出を控える

特に、生後6ヶ月からできるワクチン接種をする人は増加してきています。ただ、ワクチンの働きや効果期間を理解しておかないと、予防接種が無駄になってしまうこともあります。

予防接種はインフルエンザウイルスの増殖を抑えられない

ワクチンを注射すれば、インフルエンザにかからない?

いいえ、そんなことはありません。インフルエンザウイルスは体内に入ると細胞に侵入して増殖し、インフルエンザに感染した状態を作ります。予防接種のワクチンは、この増殖を抑える働きはありません。発熱やのどの痛み等の症状を抑えるのがワクチンで、最も大きな効果は“重症化を予防する“ことです。

インフルエンザにかからないようにするものではなく、感染したときに症状を軽くする働きがあるものがワクチンなのです。もちろん、効果は人によっても変わってきます。

■早すぎてもダメ? 予防接種のよい時期は?

ある程度の発病を抑えるものがインフルエンザワクチンの予防接種なので、100%インフルエンザにかからないというものではありません。

さらに、予防接種の効果は受けてすぐに発揮するものではなく、2週間後くらい。流行前に接種するほうが症状を抑える効果があります。

例年は12月~3月頃に流行するので、11月後半から12月上旬に接種するのがお勧めです。効果は5ヶ月程なので、早ければ早いほうがよいということでもないのでご注意を。

予防接種は病気を治療するものではないので、65歳未満の人は健康保険が使えない自費になります。ただ、費用を一部負担してくれる市町村もありますので、お住まいの地域によっては多少は出費を抑えられることもあります。何事も早め早めの対策をして、インフルエンザを予防してくださいね。

 

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【参考】

インフルエンザQ&A – 厚生労働省