親子関係に効果絶大!「赤ちゃんマッサージ」の知られざる効果3つ

by 吉田和充 |

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最近、赤ちゃんとママの関係が希薄な親子が増えてきているようです。実際、1歳未満の赤ちゃんが入所する乳児院や、保護者のいない児童などが入所する養護施設では、親の“ネグレクト”が最も多い入所理由になっているとのこと。

では、良好な親子関係の形成には何が効果的なのでしょうか? 

助産師でベビーマッサージティーチャーでもある田村ひとみさん曰く、「マッサージによって、赤ちゃんは総合的な幸福感を得られる」のだそうです。また、マッサージによって親の愛情を深く感じ、親の方も、“触れる”ことを通して、赤ちゃんの感情や体調を感じ取り、より強い絆を深めることができるといいます。

そこで今回は、親子関係の形成に絶大な威力を発揮する“ベビーマッサージ”の知られざる効果を、田村さんに教えていただきましょう。

 

■赤ちゃんに幸福ホルモンが分泌される

「赤ちゃんに触れることで、親子関係に自信と信頼が生まれますし、継続してマッサージを行うことで、“コルチゾール”というストレスホルモンの量が減ります。逆に幸福ホルモンといわれる“エンドルフィン”の分泌を刺激し、赤ちゃんの全身に幸福感をもたらします。

それが、より親密な親子関係を築き、親子の結びつきを強めるのです」

確かに赤ちゃんが生まれたばかりであれば、パパ・ママも親になったばかり。お互いに“初めまして”という状態ですから、生まれた瞬間から強い親子関係がいきなり構築されているわけではないですよね。マッサージを行うことで、このような精神面の効果を得られるようです。

 

■肉体面での効果も

(1)「成長ホルモンの増加を促し、健全な成長や発達を促進します。赤ちゃんは手足が冷たくなりやすいのですが、マッサージを行うと循環機能が促進され温かくなります。筋肉をリラックスさせ、関節を柔軟にするので、赤ちゃんの幅広い動きを可能にします」

(2)「定期的なマッサージは、赤ちゃんの肌を清潔にし、死んだ細胞を取り除く手助けをします。そして皮脂の分泌をうながし、肌の弾力性を守り、感染に対する抵抗力を高めます。老廃物を取り除くリンパ液の流れも促進するので、その観点からも感染に対する体の抵抗力を高めます。消化器官を司る神経も刺激するので、ホルモンの分泌が良くなり、消化吸収を促進します」

なんと、ベビーマッサージにはこんなにも効果があるようです。

 

以上、ベビーマッサージの知られざる効果についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

ベビーマッサージは、赤ちゃんが泣き出したらすぐにやめ、無理をせず、できる部分から始めてみましょう。皮膚に異常があるときは医師に診断を受けるなど、赤ちゃんの体調を観察しながら行ってくださいね。あなたもベビーマッサージで、赤ちゃんと楽しい時間を過ごしましょう! 

 

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【取材協力】

※ 田村ひとみ・・・1987年国立小倉病院付属看護助産学校助産婦科卒。ベビーマッサージティーチャー。NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフルコーチ。母と子の絆を深め楽しい育児をモットーとし、ベビーマッサージ、乳房マッサージ、育児相談などを行う助産院&アロマテラピーのアロマベビーケア主催。

 

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Zuhair Ahmad