自己流は絶対NG!理学療法士に聞く「首を寝違えたときの対処法」4つ

by 並木まき |

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朝起きたら首を寝違えてしまった……という時、みなさんは、どんな方法で治そうとしますか? 首には多くの神経が通っているので、自己流でむやみに動かしたり、触ったりすることは症状を悪化させてしまう危険があるといいます。

また「首の寝違えくらい平気!」と安易に考えていると、痛みが長期化してしまう可能性もあります。正しい方法で早く治したいものです。

そこで今回は、理学療法士の岡田隆さんに、“首を寝違えてしまったときの効果的な対処法”をうかがってきました。

 

■1:無理のない範囲で首を徐々に大きく動かす

「寝違えると首の動きが制限され、とくに動かしにくい方向が出てきます。つい気になるので、そちらに動かしたくなるのですが、動きを良くしようと無理に大きく動かすと、症状を悪化させる事があるので注意が必要です。無理の無い範囲から徐々に動きを大きくしていく事がコツです」

寝違えたとき、動かしにくい方向に無理に動かすのは御法度だと覚えておきましょう。

 

■2:勢いをつけずにゆっくりと首を動かす

「ゴキっと鳴らそうとしたり、動かせる範囲を回復させようとして、勢いをつけて首を動かしたりしたくなるものですが、首にはたくさんの神経が通っており、また小さな関節を守る靭帯などもたくさんあるので、気をつけないと危険です。

整体やカイロプラクティックなどでも行われますが、専門家が施術しても危険な事があるので要注意です。ゆっくりとした動きで首を動かしていく事がポイントです」

 

■3:首を動かし、その状態で保つ

「首を無理のない可能な範囲で動かしたら、その状態でホールドします。10数秒ホールドを3セット程度行います。手で頭や顔を押さえてホールドし、慣れてきたら首の力だけで同じようにホールドすることが効果的です」

 

■4:筋肉を押しほぐす

「動かしたときに痛みを感じる部位を、指で押しほぐします。動かしてホールドした状態で行う組み合わせも有効なので試してみてください。テニスボール2つを靴下やストッキングに入れてつなげたものを、首の後ろに当てて仰向けになって寝て押しほぐす方法もよいですよ」

 

以上、首を寝違えたときの対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 今回ご紹介した方法を実行中に、腕や手のシビレがでたり首の痛みが増した場合には「すぐに動作を中止してください」と岡田さん。

大袈裟に動かすことは絶対に避け、無理のない範囲での動作を心がけるとともに、どうしても良くならない場合には、ひどくなる前に病院へ行くことも考えましょうね!

 

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【取材協力】

※ 岡田隆・・・理学療法士。日本体育協会公認アスレティックトレーナー 。了徳寺大学健康科学部整復医療・トレーナー学科 准教授。