意味もなくイラつく…「月経前症候群」と上手につきあう方法

by 町山町子 |

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“月経前症候群(PMS)”をご存知ですか? 生理の1〜2週間前に、頭痛、めまい、肩こり、むくみ、イライラ、情緒不安定、胸の張りなど、さまざまな心身の不調が出る症状のことです。この時期は、仕事のミスが多くなったり、人間関係のトラブルが起きやすかったり、日常生活に支障をきたすことも……。

そこで今回は、そんな“月経前症候群”と上手につきあう方法を、女性のための医学事典『ウィメンズ・メディカ』(小学館)を参考に、ご紹介いたします。

 

■ストレスや疲労を溜めない

月経前症候群の原因は解明されていませんが、生理前に分泌が多くなる“黄体ホルモン”によって不調が起こりやすくなるのではないかとされています。ストレス、過労、血糖値の変動、糖質過多によっても症状が悪化することもあるので、普段から食事に気をつけたり、疲労をためないようにしたりすることが大切です。

 

■イライラがつよい人は食事の改善を

月経前症候群の特徴のひとつに、イライラや抑うつなどの精神症状があります。生理前だけ人格が変わったかのように家族や恋人に暴言を吐いたり、職場の人とケンカをする人もいます。こういった症状が強く出る人は、栄養の摂り方を見直してみてください。

(1)砂糖を使った食事は控えめにする

(2)空腹時はパン、ご飯、麺類、砂糖などの炭水化物は摂らない

(3)食事は、野菜から摂るようにする

ほかにも、ホルモンバランスを整えるアロママッサージや、ゆっくりお風呂に入るなど、リラックスタイムもつくりましょう。

 

■薬の治療も視野に入れて

栄養改善や生活改善でも効果がみられない場合は、我慢せずにピルや漢方といった薬の治療も試してみてください。

とくに、生理不順や生理痛のある人は低用量のピルがおすすめです。鎮痛薬を飲む場合は、長期間飲み続けなければ体に害はありません。薬を服用しているときは、栄養を十分に摂り、カフェイン、香辛料などの刺激物、アルコール、塩分は控えめにして、しっかり睡眠をとることが大切です。

 

以上、“月経前症候群”と上手につきあう方法をご紹介しましたが、いかがでしたか? つらい症状が続く場合は、産婦人科を受診して医師に相談してみてくださいね。

 

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【参考】

※ 『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)