「甘いものが食べたい」は注意報!カラダからの味覚サインの見分け方

by 望月理恵子 |

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甘党、辛党といった風に人の味覚はそれぞれ違います。好みの味があったり、好き嫌いがあったり、まさしく人の味覚は十人十色。しかし、ふと「なんだか甘いものが食べたいな~」「今日はなんだかしょっぱいものが食べたい気分」ということを感じたことはありませんか。

もしかしたらそれは、身体からのサインかもしれません。今回は管理栄養士の筆者が身体からでる食の欲求に対してご紹介します。

 

■「甘いものが食べたい」と感じるのは?

甘いものを欲するときというのは、身体が疲れているときや気持ちが不安定なとき。仕事で手いっぱいのときや、イライラしているときにチョコレートなどの甘いものが食べたいと感じる人も多いようです。

糖分は唯一の脳のエネルギー源でもあり、身体を動かすのに効率良くエネルギー源になるもの。さらに甘いものを食べると、気持ちを落ち着かせる“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが脳から出やすくなります。

考えごとをして脳を使ったり、身体を動かしたり、ストレスが溜まったりすると、エネルギー源として自然に身体が甘いものを欲しがるメカニズムがあるのです。

 

■「しょっぱいものが食べたい」と感じるのは?

しょっぱいものが食べたいと感じたとき、それは身体のミネラルが不足しているときです。運動をすると、汗とともに塩分を始めとするミネラル分が排出されてしまい、しょっぱいものが食べたくなる傾向にあります。

特に暑い日に気を付けたいのが熱中症です。身体から水分とミネラルが奪われた状態で、味が濃いものばかり食べると、更に脱水状態になってしまいます。

しょっぱいものが欲しいときは熱中症の可能性に気をつけましょう。また、しょっぱいものばかり欲するときには、腎臓が悪いこともあるので、そのような状況が続くときは一度専門医に診てもらうといいですね。

 

■いくら食べたくても“食べ過ぎ”ないで!

ここで注意したいのが、体が欲するからといってつい食べ過ぎてしまうこと。

甘いものを食べ過ぎてしまうと、糖尿病や生活習慣病を引き起こしやすくなってしまいます。またしょっぱいものを食べ続ければ、塩分の摂り過ぎから高血圧になってしまうことも。

味覚は繰り返し食べるうちに癖になったり、もっと甘いもの、もっとしょっぱいものが欲しくなるなど、エスカレートすることもあるので要注意です。

 

■食べ過ぎをセーブするためのコツ

では、どうやって味覚の癖を治せば良いでしょうか? 味を感じるところは舌ですが、すべての味(塩味・甘味・苦味・酸味)を舌全体で感じているわけではありません。舌の先端は甘み、根は苦み、先端両端は塩味、根両端は酸味というように、それぞれ味を感じやすい場所が違います。

そして温度によっても味の感じ方が変わります。例えば塩味は低温のときに強く感じ、高温のとき弱く感じる、甘みは低温で感じにくく、人肌程度で感じやすくなります。

食べたい味覚のものがあるときは、味覚を感じる場所や温度など、人間本来の機能を理解して食べるようにすると、過剰摂取が抑えられ、健康的な食事に近づけることができます。

 

以上、今回は身体からでる食の欲求サインの読み解き方についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 上記でご紹介した身体のサインがある場合は、十分に休み、健康状態を整えるようにしてくださいね。

 

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