「お愛想して」もダメなの!? うっかり使ったら赤っ恥の勘違い日本語5選

by 大宮 つる |

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まさか、飲食店で会計する時に、お店の人にむかって「お愛想してください!」という言葉を使っていませんよね? 使っているという方がいたら、今すぐやめましょう。

目上の方や上司などがいる酒席で、つつがなく事が運んでいたのに、最後にこの言葉を放った途端に失笑……なんていうことがないように気をつけたいものです。

今回は、立教大学名誉教授の宇野義方先生監修の『使ってはいけない日本語』を参考に、使ったら失笑されちゃう勘違い日本語5種をご紹介します。

 

■1:「お愛想してください」

「お愛想してください」は、勘違い日本語の代表格です。お客側が知らずに使っていると、失笑されてしまうかもしれません。

<「お愛想」というのは、本来、お客が使う言葉ではない。店のほうが「勘定」という言葉を使うと、無愛想に聞こえるからと、「愛想」という言葉を使うようになったのだ。>

お愛想はお店側が使う言葉ということですね。お店の人に会計したい旨を伝えたい時は「お勘定して下さい」「お会計お願いします」と言いましょう。

 

■2:「どうぞご賞味ください」

お中元やお歳暮などで食べ物の贈り物をする際に、添え書きに「どうぞご賞味ください」と書いていませんか? こちらも使うと恥ずかしい勘違い日本語のひとつです。

<「賞味」というのは、そもそも「賞賛しながら味わう」という意味。>

「この食べ物、賞賛しながら味わってね!」ということになってしまいます。贈り物をした側が上位に立ってしまうので注意をしましょう。「どうぞ召し上がってください」「お食べください」と書くようにしましょう。

 

■3:「私は先生の教え子です」

同窓会などで数十年ぶりに会う恩師にむかって、「私は先生の教え子の○○です」なんて挨拶は絶対にNGです。先生も残念な気持ちになりますし、周りで聞いている同級生たちにも笑われてしまいます。

<「教え子」は、生徒のほうからは使えない言葉。使っていいのは、先生だけで、中村君をかつて教えたことがあるのなら、「中村君は、私の教え子です」となる。>

正しくは、「先生に師事しました」「先生の薫陶(くんとう)を受けました」です。

 

■4:「夫は今、里帰りしています」

夫が一人で帰省して、自分は家に残っているというケースも発生しなくはないですよね。その際に、夫の会社から電話が掛かってきて所在をたずねられた。「夫は今、里帰りしています」……電話の向こう側でしばし沈黙があったとしたら、心の中で笑われてしまっていますよ!

<「里帰り」という言葉は、本来、夫の行動には使えない。夫が自分の郷里に帰っても、それは「里帰り」とは言わないのだ。正しくは「帰省」である。>

くれぐれも気をつけましょう。

 

■5:「御拝聴いただき、ありがとうございました」

スピーチの最後に、感謝の言葉で締めくくる。その際に「御拝聴いただき、ありがとうございました」と言っていませんか? “拝聴”は“聞く”の謙譲語ですよね。

<スピーチした者が聞き手よりも上位になってしまうのだ。スピーチをした人間が自分で口にする言葉ではないのだ。>

では、なんと言って締めくくったらいいのでしょうか? その場合は「ご清聴いただき、ありがとうございました」が正解です。

 

以上、使ったら失笑される勘違い日本語5種をご紹介しましたが、いかがでしたか?

大人になると間違いを指摘してくれる人は少なくなるもの。勘違い日本語を使って失笑されないように、日ごろから正しい日本語を使うように意識しましょう。

 

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【参考】

※ 日本語倶楽部(著者)宇野義方(監修)(2002)『使ってはいけない日本語』(河出書房新社)