家庭でしかできない!子どもの「生きる力が身につく」3つの習慣

by 吉田和充 |

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先日発表された2013年の出生数は、またしても前年を下回り過去最少を更新。人口の減少も急速に進む昨今、将来への漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

とくに子育てにおいては、就職活動でも親の関与が高まってきているなど、子どもの将来を心配している親が増えているようです。

そこでそんな不安な時代の子育てについて、今回は、元祖“イクメン”でもある経営コンサルタントの大前研一さんの著書『大前家の子育て』を参考に、子どもの“生きる力”を育む方法を紹介します。

 

■食事中はテレビを消す

<親子のコミュニケーション量が格段に増えます。そうすれば子どものやりたがっていることや悩みなどの把握も容易になります。また、わが家では食事のときに毎回テーマを決めてみんなで話し合うということをやっていました。>

家族のコミュニケーションが重要なのはもちろんですが、大前家では、こんな方法でコミュ二ケーションの質を高めていたようです。自分の意見を自分の言葉で人に伝える。これができると、子どもの“生きていく力”を高めることができるようです。

 

■“家族旅行計画”を子どもに立てさせる

<決めるのは単にいつどこに行くかだけではありません。利用する航空会社、宿泊先と現地の空港からそこまでの交通機関や乗り継ぎ方法、滞在中に訪れる観光スポットの情報などを、旅行のシミュレーションと費用の見積もりができるくらいに具体的に調べさせるのです。>

まるで旅行ガイドのようですが、こうやって事前に調べることで、旅行先の知見も増えるし、何よりも、自分たちの旅の日程を決めるわけですから、その旅行に責任が出てきます。こういった責任を持つ機会は、成長につながるのです。

 

■小遣いを廃止して家庭内アルバイトをさせる

<子どもの自立心とマネー感覚を磨くには、小遣いを廃止し、代わりに、“家庭内利権”を与えることをお薦めします。たとえば、家の窓掃除をアウトソーシングすると五〇〇〇円なら、親はその利権を息子に与え、業者が磨いたようにピカピカにしたら五〇〇〇円を支払う。>

こうすることで、きちんと仕事をすれば報酬がもらえる、ということが学べます。小遣いだと、この感覚は学べません。さらに、子どもが成長して、親よりもうまくできることが出てくると、親にも一目置かれることになります。

こういった経験から、子どもは楽しみながら、いろいろなことが学べそうですよね。

 

以上、大前研一さんの著書を参考に“子どもの生きる力を伸ばす方法”を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。これらの方法は家庭内でしかできません。少子高齢化、先行き不透明な答えのない時代ですが、何よりも“生きる力”を養うには家庭が大切ということの証でもあります。

どんな時代、どんな状況でも子どもに“一人で生きる力”を身につけさせるためにも、これらの習慣は、さっそくご家庭に取り入れてみてください。

 

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【参考】

大前研一(2012)『「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て』(PHP研究所)

 

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