原因は我が子の写真?ある日突然SNSが使えなくなる危険

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休日に息子のプールにつきあって、泳いでいるところをスマホで撮影……。

子どもがいらっしゃる方にとってよくある場面ですね。しかし、この後に息子の写真をSNSに投稿しようとしたもののSNSにアクセスできない! どうもアカウントが停止されたらしい……なんて事例が起こっています。

実はこれ、小さい子どもを持つ日本の親だと誰しも陥ってしまう危険があるトラブル。その理由を説明していきましょう。

 

■その原因は”CAM”をアップしていたことだった?

“Child Abuse Material”というのはご存じでしょうか。

直訳すると「児童虐待製造物」になり、児童を暴力的・性的など虐待することでできた映像や写真などのこと。日本で言うところのいわゆる“児童ポルノ”です。現在、日本でも児童ポルノ禁止法改定案が審議されていますが、世界ではすでに単純所持でも罰則を受ける国があります。

そういった児童保護の風潮を受け、『Facebook』や『Google+』といったSNSは画像検出技術を導入して、アップロードされた写真の中にCAMがないかどうかチェックしているのです。

 

■例え子どものお風呂や水遊びの写真でもNG?

もし、CAMが検出された場合、そのアカウントを利用停止にする措置が取られます。

ここで問題なのは、どういった写真がNGなのかです。

児童ポルノというと子どもが性行為を行なう、煽情的なポーズを取る、というイメージがありますが、海外では子どもがいつもどおりにお風呂に入っている写真や水着を着ている写真もCAMに入ってしまうのです。たとえ自分の子どもであっても。

なので、親バカでつい我が子のお風呂や水遊び姿の写真をSNSにアップしてしまうと、幼児虐待しているアカウントと見なされ利用停止になってしまうわけです。

 

■SNSとスマホがNGな写真を自動的にアップしていた?

また、SNSにはスマホの画像をサーバーに送信する“自動画像アップロード”機能がついています。これはスマホで撮った写真をまとめてアップしたい時に便利な仕組みですが、ここにも落とし穴が。

というのも、スマホで子どもの写真を撮ったあと自動的にSNSにアップされていて、写真に裸や水着姿のが混じっていたら……?

 

■危険なのはSNSだけじゃない?

今回は、SNSでのアカウント停止について紹介してきましたが、その他のインターネットサービスでも画像検出技術を導入して、CAMが保存・取引されないように見張っているところは多いのです。

また、『Google+』のようにひとつのアカウントで様々なサービスが使える場合、アカウント停止になると『Gmail』も『Googleドライブ』も使えないなんてことになります。

 

■対策は自動アップロード機能を停止しておくことだけ?

知らないうちに我が子の写真をアップしていたことで、SNSやインターネットサービスが使えなくなってしまうのは怖いことです。CAMが原因となると、アカウントを使えるように戻すのは難しいでしょう。

まずはSNSやインターネットサービスごとの自動アップロード機能をOFFにして、写真はSNSに出したいものだけにすべきです。

また、インターネットで“子どもの裸や水着姿を出すのはNG”と心得ておくのも大事。

 

今回はSNSなどで自分の子どものお風呂・水遊び写真をアップすることによる危険を紹介しましたが、世界的に見てCAMをアップ・所持した人に対して処罰が厳しくなっています。

イギリスでは、孫の水遊び写真をパソコンに保存していた男性が、単純所持で有罪になるという冤罪事件が起こったりもしているのです。

児童虐待をしていないのに、疑われて実害をこうむるような真似は避けておきましょう。

 

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