エステー社員に聞く「虫に食われやすい衣類」の特徴と対策

気候もよくなり、衣替えの季節となりました。シーズンオフの衣類をしまうにあたり気をつけたいのは、やはり衣類の虫食い。「また着よう」と丁寧にしまっていても、穴があいてしまっていては使い物になりません! そこで今回は、『ムシューダ』を製造・開発するエステーの髙野さんに、“虫食いにあいやすい衣類の特徴と対策”についてお伺いしてきました。
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誰にでも虫食いの危険性がある!

そもそも、どうして衣類に虫がつくかご存知でしょうか?

自然発生的に虫がわくイメージをもっている方もいらっしゃるかもしれませんが、虫は外からやってきます。玄関や窓から入ってくるものもいれば、洗濯物を取り込む際に虫がくっついていて、そのまま侵入、というケースもあります。

このときの虫は“成虫”。この成虫が卵を産んで、ふ化した幼虫が衣類を食べてしまうのです。多いものですと、なんと一度に100個の卵を産みつけると言います。

また一度虫を家に入れてしまうと、家の中で世代交代を繰り返し、虫食いにあうリスクを高めます。

家は決して密閉された空間ではありませんから、どんな家であろうと虫食いが発生する恐れがあることを忘れてはなりません。

 

虫食い被害にあいやすい衣類の特徴

では実際に、どんな衣類が虫食いにあいやすいのでしょうか?

(1)ウールやカシミヤ

ウールやカシミヤのような動物性繊維は、虫の大好物です。動物性繊維は栄養価が高く、繊維が細かくて柔らかいため食べやすい素材だといえるでしょう。

(2)綿や麻

動物性繊維ほど好まれませんが、綿や麻といった植物性繊維も実は食べられる素材です。ですので、夏物衣類も要注意です。

(3)食べこぼしや皮脂汚れのある衣類

ポリエステルやアクリルといった化学繊維は、虫は食べません。しかし、そこに食べこぼしのシミや皮脂汚れが残ったままとなると、栄養価がありますから、それを食べるついでに化学繊維も一緒に食べてしまうことがあります。