知れば簡単!「格安スマホ」仕組みからメリ&デメまで丸わかり

「格安スマホって月額料金が安くなるみたいだけど、ちょっと面倒くさいのかも……」。なんとなく聞いたことはあるものの、踏み切れない方も多い“格安スマホ”。上手に活用すれば、家計を助けてくれる救世主になるかも! そこで今回は、消費生活アドバイザーである和田由貴さんに、格安スマホの基礎やデメリットなどをお伺いしてきました。
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格安スマホってなに?

格安スマホとは、SIMフリーの低価格なスマホ端末に、格安のSIMを挿して使うスマホのことを言います。

今まではdocomoやau、ソフトバンクといった大手携帯電話会社のお店で端末を購入し、通話や通信のプランを契約するというのが通常の流れでしたが、格安スマホではスマホ端末をもったうえで、通話や通信のプランを多数存在する通信会社から選ぶことができます。

和田「スマホを使うときには、必ず通信手段としてSIMカードという小さいカードをスマホに挿す必要があります。そのSIMカードは基本的には通信会社ごとに異なるのですが、どこのSIMカードでも挿すことができるのが“SIMフリースマホ”と呼ばれるものです。
docomoやau、ソフトバンクなど大手キャリアで買うスマホ端末は、他社のSIMカードを入れて通信されないようにロックをかけている場合があります。このようにSIMロックをかけているスマホだと、そこのSIMカードしか使えないという制限があります。これはSIMフリーではないスマホ、ということになります。
格安スマホは、格安のプランを用意した通信会社のSIMカードを挿して使うSIMフリースマホのことです」

少し前までは大手携帯電話会社でしか契約できなかったものが、新たに通信会社がでてきたことで消費者である私たちには選択の幅が広がったということですね。

 

月額料金が安くなる理由とは?

では格安のプランを組めるという通信会社は、大手キャリアとなにが違うのでしょうか?

和田「大手キャリアは、携帯電話などの移動通信に必要な自前の無線通信インフラを自前でもっており、これを利用して顧客に回線を提供しています。一方、これらの通信インフラをもたず、大手キャリアから回線を借りて顧客にサービスを提供しているのがMVNOと呼ばれる通信事業社です。
多くのMVNOは、帯域貸しなどで一部の回線を大手キャリアから借りているだけなので、顧客へは安くサービスを提供できる反面、人の多い場所や通信が集中する時間帯などに通信速度が落ちるということもあります。もちろんMVNO各社も工夫して通信速度を落とさないようにしていますので、昔に比べてこういった現象も減っています」

例えばdocomo回線を使うMVNOの一つ、楽天モバイルですと、docomoの帯域を使用しているので基本的にdocomoがカバーする通信範囲と同じ範囲で使用することができます。

しかし、ライブ会場など人の集まる場所で多くの人が通信を使用すると、MVNOが借りている帯域よりオーバーしてしまい、通信速度が落ちてしまうというわけなのです。

ちなみに筆者も格安スマホ歴2年、使い始めはやはり通信速度の低下を感じることもありましたが、今はほとんどありません。それよりも月額で5,000円ほど安くなったことのメリットのほうが大きいと感じています。

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