冷房の効いた車内でなぜ?「子どもの熱中症」の意外な落とし穴

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暑さが続きますね。お盆の帰省中やお出かけで使う車の中で、熱中症になってしまうことも少なくありません。

「車のエアコンつけっぱなしにしているから大丈夫」と思っていたらそれは危険。

実は冷房を効かせた車の中で小さな子どもが熱中症を起こしてしまうケースが増えているのです。事態を重く見た大阪府摂津消防署救急係では、サイトで注意を促しています。

いったいどうして熱中症になるのでしょう。

 

■子どもがいる後部座席は意外に気温が高い?

エアコンがあれば大丈夫だと思ってしまいますが、車の中は座る位置や身体のパーツごとで温度が変わるもの。

後部座席はリアウインドウ越しに日光が入ってきて、夏は強い日差しが頭を直撃していることが多いのです。また、エアコンの位置や設定によっては、運転席や助手席は涼しくても、風が後部座席に回ってこないなんてことも。

親は前の座席で快適にしていても、後部座席の子どもはつらいということも。

 

■チャイルドシートが熱中症の原因になる?

赤ちゃんの場合、安全上、チャイルドシートを使いますね。しかし、気をつけないと熱中症を起こしてしまう危険があるのです。

なぜなら、チャイルドシートに密着している赤ちゃんの背中は汗をかきやすくなっているから。顔や腕など、パッと目が届く場所は汗をかいていなくても、背中の発汗で脱水症状を起こしていたなんてことも。

また、おとなしく寝ていたら安心というわけではありません。寝ている時だからこそ、大量の汗をかいてしまうので、熱中症リスクは高いのです。

 

■後部座席を涼しく保つことと水分補給が大切

熱くなりやすい後部座席に、脱水症状リスクを高めるチャイルドシート。実は夏のドライブは子どもにとって過酷なものです。

では、いったいどうすればいいのでしょう?

まず、後部座席の日よけ対策を行なうこと。カーテンやシェードを使って、子どもに強い日光が当たらないようにしましょう。

そして、出かける前にエアコンの風がちゃんと後部座席に届いているかチェック。もしエアコンの設定を変えても風が不十分だったら、シガーソケットを電源として使える小型の扇風機を設置するという方法があります。

また、脱水症状を起こしやすいので、少しずつでも水分補給を行なうこと。赤ちゃんがいる場合は、30分~1時間ドライブしたら車を停めて、様子を見ることが大切です。

 

よく、車の中に子どもを置き去りにして、子どもが熱中症で亡くなっていたという痛ましいニュースを聞きますが、この季節はエアコンをつけていたとしてもリスクは残っています。

車での遠出は公共機関と違い、他人を気にしなくていい面もありますが、同時に子どもの状態は親がしっかりとチェックを心がけたいものですね。

 

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【参考】

お父さん、お母さん!子どもの熱中症に気を付けていますか? ‐ 摂津市