「お金が戻ってバンザイ」じゃ済まない!債務整理の落とし穴

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「10年以上支払い続けている人には利息が戻ってくる可能性があります!」と言って過払い金の払い戻しを斡旋するような弁護士・司法書士等法律家の事務所の広告を目にしたことはありませんか?

給与も賞与も減少しているこのご時世、確かに長年リボ払いをしていたり、消費者金融で自転車操業をしていたりと、思い当たる人も多いことでしょう。そしてつい「お金が戻ってくるの!?  相談料も無料で交通費まで出るならいってみようかな?」と思って、法律事務所の門をたたく人も少なくないでしょう。

法的には”債務整理”を行うことによって過払い金の請求が可能となるのですが、そのデメリットまでしっかり考えておく必要があります。

 

債務整理をするとローン支払い中のものは没収される!

ローンやクレジットの支払いが完了していない購入物は、使用権は購入者にありますが、所有権はローンを組んだローン会社・銀行やクレジット会社に残ります。

ですから、クレジットで購入した物は、支払いが完了しない間に債務整理をすると、全て所有権者にその購入物は取り上げられてしまいます。買ったつもりでいたのに、借りていたのと同じことになってしまうのです。

普通の債務整理をしてしまうと、ローン支払い中の住宅もローン会社・銀行に没収されてしまいますが、住む場所が無くなっては生活を再生しにくいため、住宅ローンについては、返済額を減額しても新居を維持できる特則が付いた“民事再生”という返済方法が生まれました。ただし適用できるのは、定期的に安定収入があるサラリーマン等に限ってですが。

 

ブラックリストに載ると社会的信用を失う

また、債務整理をすると全ての金融関係の会社に情報が閲覧できるようになり、個人信用情報(ブラックリスト)に登録されます。そうなると、支払いについて金融会社に信用が無くなってしまい、お金を借りることや分割払いができなくなり、カードの使用や新しいカードの作成ができなくなります。

一度信用を失うとその信用を再生するには時間がかかります。ブラックリストから外れるには、任意整理・特定調停をすると5~7年、その他は7~10年もかかるのです。

 

以上、債務整理の落とし穴についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

皮肉なことですが、債務整理をした後に、信用を取り戻すまで現金一括払いで暮らし、お金が貯まるまで購入を控え、不便な生活を強いられているうちに貯金が増え、しっかり社会再生して大きな財産を創る人もいます。どうせなら信用を失うことになる前に、そういう暮らしを心がけたいものです。

 

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