知らなきゃ不採用!? 求人欄に隠された「応募資格」を読み取るコツ

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「応募しても応募しても、書類選考で“不採用通知”と履歴書が返ってくる」とお悩みの方、ガッカリする前に、対策を考えてみましょう。じつは書類で不採用になる場合は、そもそも求人票を出している企業側が希望する応募資格に当てはまらなかったという場合が多いのです。

企業側が希望する応募資格は、必ずしも求人欄に記載されているものがすべてではありません。そこで今回は、求人欄に“隠された応募資格”を読みとる方法をお伝えしましょう。

 

■求人欄に書かれていない応募資格がある!

男女雇用均等法や雇用対策法の施行で、その努力規定とされている禁止事項は、求人欄に記入されてはいませんが、書類選考では求人の条件欄に書かれていない条件を当てはめて選別されているのです。つまり、応募するのは自由ですが、一方で事業主には“採用の自由”という権利も認められているということです。

ですから、事業主の希望を考慮しないで応募しても、書類選考で性別や年齢を見ただけで「残念ながら」という送り状付きで履歴書が返送されてくることになるのです。

事業主はハローワークから応募の連絡があった場合は、求人を締め切った場合以外は、応募を拒否することはできません。それでもハローワークの職員さんに、採用担当者の希望条件を正直に伝え、応募者に考慮の余地を与えてくれる場合はまだ親切というものです。

 

■求人欄の“応募条件”の裏の隠れた条件を読みとるポイント

性別が条件になるかどうかは、仕事内容によっておおまかな予想は可能ですが、年齢制限については予想がつきにくいものです。求人欄の“応募条件”の裏に隠れた条件を読み取るには、以下のポイントに注意してみましょう。

 

(1)“学歴・経験不問”と書かれ、条件が何もない場合

その場合は、仕事内容が簡単なもので、誰でもすぐにできるようになるものだと考えましょう。それなら、若いほうが年齢給が少なくてすみます。また、若い社員が多い会社では、仕事を教える際に経験のある年配のベテラン社員だとやりにくい等の事情で、社員と同世代か若いほうが好まれるでしょう。

男性社員ばかりで事務所で独りになる時間が多い会社は、電話番や雑用も兼ねることになるので、男性社員の希望で決まるといっても過言ではありません。年齢は男性社員の年齢層によりますが、顔だけで選ばれる場合もあります。

応募の際にその会社の男女比率や事務所の人数、平均年齢を尋ねてみると良いでしょう。年齢層の高い会社もありますので、受け入れる会社の立場に立って考えてみると、自然と応募条件も見えてくるはずです。

 

(2)学歴資格と“経験者優遇”の文字の有無

学歴制限がある場合は、多少なりとも責任のある仕事を任されると考えられます。“経験者優遇”の文字の有無に関係なく、職務経験が審査の基準となるでしょう。この経験とは、直近の経験の場合が多く、どんなに経験豊富でも3年以上のブランクは即戦力にならないと考えられるのが一般的な人事の考え方です。

自分の年齢やブランクで条件が悪いと思う人は、個人事業主のアットホームな会社を選びましょう。採用担当者が採用に不慣れな場合が多いですし、そういう事業主は現在の快適なチームワークを崩したくないという思いが強く、実際に会社で使用しているパソコンさえ使えたら、勘はすぐに戻ると考え、ブランクをあまり重視しない会社が多いのです。

 

以上、求人欄に隠された企業側の採用基準について、応募資格の欄に記入されている言葉に注目して解説してみましたが、いかがでしたか?

もちろん“当たって砕けろ”の精神で自分の希望職種や企業に応募して、採用される場合もありますので、理想を捨てずにその可能性にかけてみるのも良いでしょう。でも、どんな時も企業側の都合が優先されるのだと理解し、不採用でもガッカリせずに、あなたの条件で採用されやすい企業をしっかり選んでいくことも、大事な手段だということを忘れないでくださいね。

 

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