あなたも言ってる?上司をイラッとさせるフレーズ2つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

コミュニケーションでは表面的な言葉よりも、心がこもっているかどうかが大事。とはいうものの、あまり気心の知れていない人が相手だと、やはりちょっとした言葉遣いがその人との関係を大きく左右します。

たとえば、あなたが何気なく発した言葉で、友達や家族であれば聞き流すような表現でも、上司の逆鱗に触れるなんてことがあるかもしれません。

そこで、当記事では、人材育成コンサルタントの真山美雪さんの著書『能力はあるのにもったいない人の言葉づかいのルール』から、知らず知らずのうちに上司をイラッとさせている危ないフレーズ2つを紹介したいと思います。

 

■1:「とりあえず」

「とりあえずビール」なんて居酒屋でもよく用いられる“とりあえず”ですが、あなたは“とりあえず”という言い回しを、職場でもつい多用していませんか? たとえば、上司から仕事の進捗状況を尋ねられて、「とりあえず、できてます」という具合です。

“とりあえず”の本来の意味は、“まず第一に”とか、“すぐに”といったものなのですが、このフレーズについて、同書では以下のように解説されています。

<最近は“時間がないので適当に”といった意味合いが強くなってきているように感じます。

(中略)

“とりあえず”は相手によっては“難しいこと、面倒なことを先送りにして、見切り発車している/いい加減に始めてしまう”という意味合いにとられかねません。>

つまり、上司に対して「とりあえず、できてます」なんて言い方をすると、「こいつ仕事を舐めてやがるな!?」と受け取られるということもあるのです。

本当にできているのであれば、「とりあえず~」なんて余計なことは言わずに「はい、できています」と答えれば済む話。また、「大雑把に仕上げたけれど、細部の詰めが甘い」というニュアンスであれば、

<「はい、できました。○○の部分はまだ、はっきりしていないので、確定はしていません」>

というふうに具体的に伝えるべきでしょう。

 

■2:「私てきには~」

若者の間ではすっかり定着したけれど、年配のかたからは眉をひそめられる言葉は数知れず。さすがに、上司に対して「やばい」とか「マジ」といった乱暴な言葉遣いをする人は少ないかもしれませんが、「私てきには~」というフレーズは何気なく使ってしまう人が多いのではないでしょうか。

<“てき”は、自分の主張をぼかす表現で、自分に自信がない証拠。日本語としても成り立ちません。ですから“自分てきには”“私てきには”を多用すると、相手にとっては耳障りなだけではなく、「ああ、この人は自信がないのだな」と受け取られてしまい、あなた自身もソンをします。>

たとえば、上司から意見を求められた際に、「私てきには~」という受け答えばかりしていると、「なんだか頼りないヤツだな」と思われて、そのうち相手にしてもらえなくなるかもしれません。

「私てきには~」を「私といたしましては~」に言い換えるだけでも、かなり印象が変わります。ぜひこれからは「私といたしましては~」を使ってみてください!

 

以上、知らず知らずのうちに上司をイラッとさせている危ないフレーズ2つをお届けしましたがいかがでしたか? 「そういえば言ってる!」と心当たりのある人は、ぜひ上で紹介した望ましい言い換え表現を覚えておきましょう。

 

【関連記事】

真面目なのに報われない「残念な人」によくある特徴4個

「うわっ…私の年収低すぎ?」人事評価を下げてしまう5つのNG行動

あなたはやってない?社内恋愛での痛いNG行動10個【1/3】

 

【参考】

真山美雪(2012)『能力はあるのにもったいない人の言葉づかいのルール』(明日香出版社)